週アス完全デジタル化!その真相を宮野編集長に直撃

宮野友彦編集長の手には5月26日(火)に発売された電子化記念超特大号(印刷版の最終号)が!
  • 宮野友彦編集長の手には5月26日(火)に発売された電子化記念超特大号(印刷版の最終号)が!

「週刊アスキー」が6月2日(火)、電子版に完全移行した。WEBサイト「週刊アスキーPLUS」も週刊アスキーへブランドを統一し、電子雑誌とWEBサイト、動画の3本柱で展開していく。週刊アスキーの宮野友彦編集長に完全デジタル化の狙いや、今後のサービスについて話を伺った。

――デジタルに特化した理由を教えてください。

WEBサイト「週刊アスキーPLUS」(現週刊アスキー)は2006年にスタートしました。現在、ページビューは2300万、ユニークユーザーは790万(2015年4月時点)と急成長しています。また、2014年にスタートした電子版も着実にユーザーが増え、コンテンツをお届けする手段としてデジタルの割合が圧倒的に高くなったことが、完全デジタル化に踏み切った最大の理由です。

――デジタルの最先端を走っている、というブランドイメージもあります。

それもありますね。他の国内メディアに先駆けて、取り組みたいという思いもありました。すでに、週アスの編集者は雑誌とWEB両方のコンテンツを制作しており、雑誌では深く踏み込み、WEBでは鮮度と話題性を重視して記事を配信しています。今後も編集体制は変わりませんが、デジタル化でコンテンツをより楽しんでいただけると確信しています。

――ユーザーへのメリットは何でしょうか。

紙では火曜日に書店に並ばなかった地方や、海外旅行中でも、発売当日に読めるというのが最大のメリットですね。そして、我々のメリットは鮮度の高いコンテンツをお届けできる点です。これまでは、発売日直前の発表会やイベントリポートは、翌々週に掲載していました。今後は直後の発売日に間に合うのはもちろん、号外も出しやすくなりました(笑)。

――電子化にあたり、コンテンツの構成やレイアウトは変わりましたか。

「カオスだもんね!PLUS」や「イコとナセミのドキドキアドベンチャー」、「ジサトラ!」といった連載は継続しますし、表紙も従来通りのテイストです。ただ、新連載や速報記事はいちいち拡大しなくてもいいようにレイアウトを変えて、文字や写真を大きくしています。

――電子版とWEBの連動企画などは考えていますか。

現在も誌面とWEBで連動している記事はありますので、継続していきますが、記事を出すスピードも読者層も違うので、同じ商品や人物、イベントを取り上げる場合でも切り口を変えていきます。

――どのように切り口を変えるのでしょうか。

対象によりますが、電子版では“雑誌のテイスト”を大事にします。きちんと取材をして、検証し、レイアウトされたコンテンツをお楽しみいただく。一方WEBは、即公開したほうがいい情報はとにかくスピードを重視しますし、逆に本誌より手間暇をかけた膨大な検証記事も掲載しています。どちらにしても、“週アスらしさ”を大切にしてコンテンツを提供していきます。

――動画配信も手掛けています。今後も継続されますか。

動画も今までと同様に、YouTubeとニコニコの「週刊アスキーチャンネル」で、発表会の現場レポートやゲーム情報は24時間お送りします。加えて、毎週火曜日の夜に「ACCN×つばさデジデジ90分!」をニコニコ動画でお楽しみいただければと思います。週刊アスキーは電子雑誌、WEBサイト、ニコニコ動画という3本柱になるわけですね。

――週刊アスキーが多メディア化していく中で、扱うジャンルの変更など、編集方針を変える予定はありますか。

現在のスタイルである“常に次の流行をキャッチ”して、“正確に詳しく面白くお届けする”という方針は変わりません。特定のジャンルにこだわらず、“ラーメン”から“宇宙船”まで、話題になりそうなモノはとことん紹介します。あえて付け加えるとすると“やんちゃデジタル”を貫き、より多くの読者に楽しんでいただけるコンテンツをお届けしていきたいですね!

【東京ウォーカー】

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