欧米ストリーミングサービスが上陸!dヒッツの対抗策は?

欧米で高い人気を誇る、音楽のストリーミング配信サービスSpotify(スポティファイ)や、先日発表されたApple Music、さらに日本国内でも、AWAやLINE MUSICのサービスが開始される中、独自の路線で魅力的なコンテンツを提供しているのが、NTTドコモのdヒッツだ。

【写真を見る】毎月10曲まで、お気に入りの楽曲をマイページに登録できる“myヒッツ”
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dヒッツとは、最新J-POPから洋楽やアニメソングにいたるまで、200万曲以上の楽曲が、毎月500円で聴き放題のストリーミング配信サービス。

NTTドコモ・マーケットビジネス推進部の下川淳子さん(デジタルコンテンツサービス・音楽ビジネス担当主査)によると、dヒッツには二つの強みがあるそうで、一つは毎月10曲まで、J-POPの最新曲を含む200万曲の中からお気に入りの楽曲をマイページに登録できる“myヒッツ”の存在(500円コースのみ)。登録枠は毎月10枠ずつ増えていくので、継続的に利用するほどお得!自分だけのプレイリストを複数作ることも可能だ。

そしてもう一つの強みは、“恋うた”や“ドライブ中に聞きたい曲”など、シチュエーション別に1000種類のプログラムが用意されていること。(1プログラムは約10曲で構成されており、テーマに沿って厳選した曲をラインアップ)

このように、数ある楽曲やプログラムの中で、特に人気の高いコンテンツはどれか?下川さんによると、毎週、新曲が多数ラインアップされ、発売と同タイミングで視聴できる点が、多くのユーザーから好評を博しているという。

また、プログラム形式で楽曲を配信している点も人気だそうで、「シチュエーションやテーマ別に、複数の楽曲がまとめて視聴できるので、自分だけでは絶対に聴かないような曲を見つけ出せるのがうれしい、といったご意見もいただいています」とのこと。

そんな中、年内の日本上陸が噂されているSpotifyとは、音楽配信の他、動画やポッドキャストも提供、さらにはオリジナルコンテンツの製作も発表している、世界的なストリーミング配信サービス。

これに対して、NTTドコモはどのような対抗策を講じているのだろうか?意外にもdヒッツは、同サービスをライバル視するのではなく、むしろユーザーインターフェースやコンテンツに関しては、参考にしている部分も多いという。

「Spotifyには、起床タイミングに合わせて、寝起きにぴったりな曲を配信したり、ランニング中の心拍数を測って、走る速度にマッチした曲を提供するサービスがあります。このままの形だと、日本人のライフスタイルにはちょっと馴染みにくいですが、こういった面白い試みに挑戦する姿勢は見習いたいですね」という見解も聞かせてもらえた。

dヒッツでは、今後どのような展開を想定しているのか?内海研祐さん(デジタルコンテンツサービス・音楽ビジネス担当)によると、各種サービスのパーソナライズ化に重きを置いているそうで、普段視聴している曲から、そのユーザーにおすすめの楽曲を自動で選定しプログラムを提供するサービスを検討しているという。

また、dヒッツだけでなく、dブックやdアニメストアなど、dマーケット内の各サービスとの連携も視野に入れているそうで、内海さんは「ゆくゆくは、音楽を目的にdヒッツを利用された方が、そこから映画やアニメ、書籍など、他のコンテンツにも興味を持ち、気軽にそれらを楽しんでいただけるようなサービスをご提供できれば」と話してくれた。

一方、下川さんはサービスのさらなる向上を目指すには、SNSとの連動は欠かせないと語る。「現状、各プログラムにシェアボタンを設置し、Facebook上で情報をシェアできるようにしていますが、将来的にはユーザー別のプレイリストにも同様の機能を採用できるよう検討していきたいと思っています。そうすることで、登録した側のユーザーは、自分がいいと思う曲を友だちと共有することができますし、そこで曲を試聴された方は、新たな音楽との出会いを楽しむことができるというわけです」。

2015年3月の時点で、会員数が300万人を突破したdヒッツ。Spotifyが日本上陸を受け、どのような発展を遂げるのかを見守りたい。【東京ウォーカー】

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