カンヌ席巻!是枝監督作品に「ブラボー!」と拍手喝采

レッドカーペットを歩く『空気人形』の面々
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是枝裕和監督の最新作『空気人形』(2009年秋公開予定)が現在開催中の第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にお目見えとなった。

5月14日(金)[現地時間:木]には、会場のSalle Debussyにて公式上映とともに、セレモニーとして是枝裕和監督、主演のペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路らキャスト陣が、世界各国のプレスが集まるレッドカーペットを歩いた。

公式上映前に行われたプレス試写が、「ある視点」部門の出品作としては異例の満席になり、立ち見も出る盛況に。海外マスコミの注目度の高さがうかがえるなか、公式上映では、上映前に舞台挨拶を行い、上映終了後はスタンディングオベーションで拍手喝采を受けた。

是枝監督は、「またこの場所に来ることができてうれしいです。上映中はとても緊張しましたが、お客様の反応を見て、いい上映になったと今はホッとしています。素晴らしい俳優たちによる人間についての映画です」と喜びを露わにした。

主演のペ・ドゥナは、記者から上映後に涙ぐんでいたと指摘されて、「どうしてわかったんですか? 今回映画を観たのは2回目だったのですが、1回目は自分の芝居が気になって冷静に観られませんでした。今回は自分の役について改めてゆっくり考えながら楽に観ることができました。自分が出演したドラマでも泣いてしまうことが多いんです」と話した。

そして、カンヌでももちろん白タキの板尾創路は、「カンヌ映画祭には初めて来ました。何もかもが新鮮で、慣れてないことばかりです。(囲み取材は夜中の1時から行われたが)皆さんこんな遅くまでいらして、映画祭のパワーを感じています。今回はお客さんの反応を見ながら客席で一緒に観ることができて、贅沢だなと感じました。フランスの皆さんはよく笑いますね」と手応えを掴んだよう。

また、白いタキシードはレンタルですか?と聞かれて、「いつも仕事で着ています。これしか持っていないので。赤じゅうたんだったので、白でバッチリでしたね!! カンヌでも紅白ってめでたいんですかね?」とさすがのコメント。

是枝監督作品としては、最優秀男優賞を受賞した前回の出品作『誰も知らない』(04)以来、5年ぶり3回目の参加。『おくりびと』(08)に続く、海外映画祭での受賞はなるのか、その行方に期待が集まる。【MovieWalker】

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