東京・谷中でノスタルジックな下町さんぽ

谷中霊園近くにある、明治28年創業のお花屋さん・藤村屋の前にて
  • 谷中霊園近くにある、明治28年創業のお花屋さん・藤村屋の前にて

今回のお出かけ先は、都内の人気お散歩スポット、台東区谷中。ノスタルジックな雰囲気と下町人情あふれる町で、レポーターの山口日記さんと人力車の乗車体験をしてきました。

人力車を引きながら町を案内してくれるのは「音羽屋」の圓岡一司さん。谷中霊園や寛永寺など定番の見どころも、町のプロに案内してもらうと新鮮な味わいがあります。

JR日暮里駅近くの本行寺前から、人力車に乗りこみました。乗ってみるとけっこうな高さ! 何度か訪れたことのある場所なのに、目線が変わると知らない町みたい。風に吹かれながらぐんぐん進んでいきます。

谷中の魅力といえば、タイムスリップしたかのような昔懐かしい町の風景。人力車なら、入りくんだ路地や上り坂の町中もスイスイ。車上から町をキョロキョロ眺めていると、おいしそうなせんべい屋さんやおしゃれな靴屋さんを発見。気になるスポットを見つけたら、気軽に下車できるのもうれしいところです。 

90分ほどの乗車で到着したのは、文豪・森鴎外ゆかりの宿として知られる「水月ホテル鴎外荘」。ここで人力車を降り、鴎外が短編小説「舞姫」を執筆したという部屋を見学します。美しい庭と古い建物は情緒たっぷり。そのあとホテル内のダイニングで、季節の素材がおいしい懐石料理をいただきました。

谷中の魅力を人力車からラクラク満喫できる、今回のプログラム。東京に住んでいても意外と知らない、下町の新しい表情に出会えます。【シュシュ5/28発売号 連載「山口日記のココトリ。」第5回より転載】

▼山口日記の感想日記

人力車で秘密の谷中を旅した。大昔から、いま、そしてなんだか未来まで旅しちゃったような気持ちになった。昔からあるおせんべい屋のおじさんが笑う。猫がひなたぼっこしている。現代アートを広める若い人たちが声をかけてくれる。お寺をめぐって人力車のおにいさんがいろいろ説明してくれる。私、谷中に住んでる地元民だっけ?って錯覚しちゃうくらいのみんなの笑顔。……都内にこんな場所があったとは。知らなかったのが悔しいぜぃ!!

やまぐちにっき●1982年、東京生まれ。TBS「世界ふしぎ発見」のミステリーハンター、TBS「夢の扉」など、おもに旅番組のレポーターとして活躍中。写真撮影や絵を描く特技も

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