『ハルク』のエリック・バナ、タトゥと特殊メイクで別人に!

『ハルク』のヒーローとは打って変わって悪役ネロを怪演したエリック・バナ
  • 『ハルク』のヒーローとは打って変わって悪役ネロを怪演したエリック・バナ

あなたは本当にエリック・バナ? 希代のクリエイター、J.J.エイブラムスによる新生『スター・トレック』(5月29日公開)での悪役「ネロ」を見て目を疑った。そこにいたのは、特殊メイクとタトゥで別人と化したバナだったから。そこで来日したバナに、ネロの役作りについて話を聞いてみた。

『ハルク』(03)で演じた愛と正義のヒーローとは真逆の悪役・ネロ。まさにキャスティングの妙だが、彼は本作に出演した動機をいくつか挙げてくれた。「まずは、以前から知り合いだったJ.J.と仕事をしたかったこと。2点目は脚本を気に入ったから。なかでもネロ役に魅力を感じたよ。だって、今まで私がやったどの役とも似てなかったから。それに今回は主役じゃないので、臨機応変に演じられる自由さもよかったね」

主役ではない自由さについてはこう補足。「主役特有の責任感をもたなくていいところが楽だった。やっぱりヒーローで善人の役だと映画の良心を象徴して、お手本みたいなふるまいをしなければいけない。でも、悪役の場合は好き勝手にできるからね。あとは特殊メイクも楽しみだった。鏡に映る自分がまったくの別人ってのはとても愉快でしょ」

ちなみに、メイクにはどのくらい時間を要したのか?「3時間くらいかな。メイクをした後でプラスティックでできたものをつけてから、タトゥを描いてもらう。撮影後はまたそれをとるのに2時間くらいかかったよ」。お、お疲れ様です。

「自分の本当の顔がわからないほどの特殊メイクをして演技するなんて貴重な体験でしょ。あのメイクで、ちゃんと感情表現をすることは、僕にとって大きなチャレンジだった。やってて本当に新鮮で。すごくいい勉強になったし、その分、報いも多かったよ」

悪役とはいえど、ある悲劇を背負ったネロ。演技派バナならではの憂いを感じさせる怒りの演技は見ものだ。でも、ネロに限らず、J.J.エイブラムスが新たに構築した『スター・トレック』では、すべてのキャラクターの個性が活きていて面白い。シリーズのファンはもちろん、未見の方も、新たな作品として堪能してほしい。【MovieWalker/山崎伸子】

キーワード

関連記事

このニュースで紹介された映画

[PR] おすすめ情報