三谷幸喜「香取慎吾は綾瀬はるかの隣だと男らしくなる」

三谷幸喜が約2年振りにメガホンを取った、宇宙が舞台のロマンティック・コメディ『ギャラクシー街道』(10月24日公開)。恋愛モノはほぼ未経験という三谷監督が、主人公・ノアを演じた香取慎吾と、ノアの妻・ノエ役の綾瀬はるかの魅力について語った。

三谷幸喜が語る、香取慎吾と綾瀬はるかの魅力とは?
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過去に映画、ドラマ、舞台などで何度もタッグを組んできた香取の演技について「香取さんは、すごく嘘のないお芝居をされる方だと僕は思っています。例えばアニメのキャラクターを演じても、彼はきちんと成立させてしまう力を持っています。だから、僕以外の他のクリエイターの方たちも含め、彼にいろいろなことをやらせてみたくなってしまうのかも」と話す三谷。

香取が今回演じているノアは、偶然元恋人と再会し、未練たっぷりの行動をみせてしまう役どころ。「以前、彼が主演していたミュージカル『オーシャンズ11』を観に行ったときに、すごく男くさい香取慎吾の姿を見たんです。こういう引き出しもあるんだ、と気づかされて、ごくごく普通の、30代の男性を演じてほしい、と思いました」。三谷によればそこから発想を得て、人間臭さあふれるノア像が完成していったという。「彼が演じてきた役の中で、今回のノアという役が、きっと等身大の自分に一番近いキャラクターになったのではないかな。まあ、宇宙人という設定ではありますが(笑)」

【写真を見る】三谷幸喜に「ハンバーガーの食べ方が相当可愛い!」と言わしめた、綾瀬はるか
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その“男らしさ”を引き出せた要因には、ノエを演じた綾瀬の存在も大きかったようで、「香取さんは、綾瀬さんと並ぶと普段見せない男の部分を出してくる。というか、出さざるを得なくなるような不思議な力を、綾瀬さんが持っているんですよ。だから2人のシーンを撮影していくと、どんどん彼が男っぽくなっていくんですね。そういう効果もあって、今回はいつもと違う香取さんが見られると思います」

また、物語の舞台となったハンバーガーショップという設定も、綾瀬のおかげで決まったのだと言い、「『綾瀬さんの食事をしている姿が本当に可愛い』『こんなに美味しそうな食べ方をする人は見たことない!』という話を、長澤まさみさんから聞きまして。もし綾瀬さんが、可愛さとはかけ離れたハンバーガーを可愛く食べられるなら、その姿は相当可愛いんじゃないかとひらめいたんです」と、意外なエピソードを告白した。

三谷は綾瀬の食事シーンに絶対の自信を持っているようで、撮影時の様子を楽しそうに振り返った。「撮影では一切僕は食べ方の指示は出さず、綾瀬さんにハンバーガーを食べてもらったんですけど、やっぱり、本当に可愛かったですね。たまらなかったです(笑)。だから、ノアの元恋人・レイを演じた優香さんには、『出来るだけ気持ち悪く食べてくれ!』ってお願いして…。あの対比は上手くいったな、と思いました」

『ギャラクシー街道』は現在公開中
  • 『ギャラクシー街道』は現在公開中

そんなノア、ノエら宇宙人たちが劇中で巻き起こす恋愛模様は、意外にも(!?)共感性の高い物語に仕上がっている。「登場する宇宙人たちは、リアルで現実的な面を持っています。多少地球人と違う部分があるにしても、かなり等身大の、身近に感じる物語を目指しました。窓外が宇宙でなければ、新宿が舞台でも成立するのではないかというくらいのお話になっています(笑)」【取材・文/トライワークス】

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