あの名作ロマコメから同性愛シーンが削除されていた!

英国でクリスマス前になると必ずテレビで再放送される映画の定番の一つが『ラブ・アクチュアリー』(03)だ。今見ると出演者も超豪華で、ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、リーアム・ニーソン、コリン・ファースに加え、『それでも夜は明ける』(13)に主演して有名になったキウェテル・イジョフォーや『ホビット』シリーズや「SHERLOCK/シャーロック」のマーティン・フリーマン、アラン・リックマン、ビル・ナイなど、まさに英国映画界のオールスター・キャストだ。

名作『ラブ・アクチュアリー』公開当時のプレミアの様子
  • 名作『ラブ・アクチュアリー』公開当時のプレミアの様子

同作はクリスマスを迎える様々なカップルたちの物語を描いたものだが、同性愛者カップルのシーンがカットされていたことが判明し、英国で大きな話題になっている。カットされたのは、エマ・トンプソンとアラン・リックマンの子供が通う学校の女性校長のエピソード。厳しい校長は、実は何らかの深刻な病気で闘病中の同性のパートナーと暮らしており、クリスマス前にパートナーが亡くなるというストーリー。このシーンは映画の本編からはカットされたが、DVDのボーナス・ディスクの中には収められているそうだ。

【写真を見る】本作が初監督作品となったリチャード・カーティス
  • 【写真を見る】本作が初監督作品となったリチャード・カーティス

リチャード・カーティス監督は「どこにでもいる厳しい校長先生として登場するキャラクターですが、どんな人々にも本人しか知らない複雑な愛の物語があるということを描きたかった」とこのシーンについて話していると英紙デイリー・メールは伝えている。

同紙電子版には「そのシーンも入れて再上映するべき」「たぶんアメリカ市場を意識してカットしたんだろう」「このシーン、DVDのボーナス・ディスクで見て泣いた」「どうしてこんな名シーンを削除したの?」などの読者コメントが寄せられている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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