ディズニーとピクサーの才能結集!「ボルト」の魅力

ジョン・ラセター他、『ボルト』製作スタッフを招いて行われた日米合同記者会見
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昨年末日本でも大ヒットを記録したディズニー/ピクサーの『WALL・E/ウォーリー』と並び、アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされたディズニー映画『ボルト』が、いよいよ8月1日(土)に公開される。

本作の主人公は、スーパー・ドッグが大活躍する劇中で人気のテレビドラマ「ボルト」の主役犬・ボルト。ずっと撮影セットの中で育てられたせいで、ドラマの世界を“現実”と思い込んでいるハリウッドのスター犬だ。

このユニークなキャラクターを生み出したのは、ジョン・ラセター率いる新生ディズニーのクリエイターたち。ジョン・ラセターといえば、『トイ・ストーリー』(95)や『カーズ』(06)をはじめ数々のピクサー作品を世に送り出した3DCGアニメーション界の第一人者だ。ラセターは、2006年にウォルト・ディズニー・カンパニーがピクサーを買収した際、ピクサーとディズニー両アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任。以降ピクサーのみならずディズニーの作品も監修してきたが、本格的にディズニー作品に関わるのは今回が初めてだ。

「『ボルト』は、ディズニー・アニメーション・スタジオで私が手掛ける最初の作品です。2人の才能あふれる若きフィルム・メイカー(クリス・ウィリアムズ監督、バイロン・ハワード監督)と一緒に作りあげました。本当に素晴らしい作品なんだ! 日本の観客にお披露目するのを待ちきれないよ!」

ラセターは、監督から“ボルト”というキャラクターの設定を聞いた時、とてつもない可能性を感じたという。

「感動的で、感情移入できる、そんなストーリーを生み出せると思ったんだ。ウォルト・ディズニーはいつもこう言っていた。『笑いがあれば、必ずそこには涙もある』と。人の心を動かす素晴らしいストーリーを作ることは、アニメーションを作る上で一番大切なことなんだよ」

そして、“ピクサー”と“ディズニー”の関係性について聞かれると、「ピクサーとディズニーは全く別のアニメーション・スタジオだ。でも、今はお互いいとこ同士のような関係にある。今回、2人の監督は、出来上がったストーリーを持ってピクサーを訪ね、スタッフの率直なコメントを求めた。みんなの目的はひとつ、『素晴らしい映画を作ること』だ。政治的なことはクリエイティブな作業には一切関係ない。だからボルトは素晴らしい作品に仕上がったんだよ!」と誇らしげに答えた。

経験豊富なジョン・ラセターの存在は、ディズニーの製作スタッフに大きな影響を与えたに違いない。本作は製作者たちの“熱意”が伝わる素晴らしい作品に仕上がっている。ピクサーとディズニーの魂が融合した『ボルト』。今から劇場公開が楽しみだ。【MovieWalker/渡部晃子】

■『ボルト』は8月1日(土)より全国ロードショー

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