“台湾のまゆゆ”が北海道・十勝の魅力をキュートに紹介

透明感あふれる表情が魅力のウー・シンティは本作が映画初主演
  • 透明感あふれる表情が魅力のウー・シンティは本作が映画初主演

あなたは北海道の十勝と聞いて何を思い浮かべるだろうか?食べ物に興味がある方なら、バターや牛乳など酪農のイメージがあるかもしれない。またはバターサンドなどで有名な「六花亭」という方もいるだろう。

「畑の景色は地元の人には当たり前だけど、道外の観光客や外国人にとってはとても珍しい風景に映ります。様々な種類の作物が育てられているので、畑のパッチワークは見飽きないはず。(十勝千年の森など)有名な観光スポットだけではなく、十勝の魅力の本質を伝えることを目指しました」こう語るのは夏の十勝を舞台にした映画『My little guidebook(マイ・リトル・ガイドブック)』を撮った逢坂芳郎監督だ。

本作は、失敗ばかりしている台湾の旅行代理店の新米社員が、新たな観光地開発という自身のクビをかけた仕事のため、十勝に赴くところから始まる。そこで地元の人と触れ合いながら今までに無いツアー商品開発のためのガイドブックを作っていく。

この新米社員を演じるのがウー・シンティだ。 “まゆゆ”ことAKB48の渡辺麻友に似た彼女が見せる表情が非常にキュート。大定番グルメであるソフトクリームをペロリと舐める顔はもちろん、羊と戯れるあどけない表情、熱気球で空に上がっていく時の輝く瞳など、演技だけでなく心から楽しんでいる様子が伝わってくる。見渡すかぎりの大草原や雲の上を行く熱気球など、雄大で美しい映像に華を添える存在と言えよう。

「外国人を主人公にすることで外からの視点で十勝の魅力を(客観的に)発見することができると思いました。設定を旅行代理店社員にした理由は、観光地を巡るストーリー設定が自然になると思ったからです」と逢坂が語るように、「ドライブすれば全て観光地」という地域が持つ本来の魅力が自然と醸しだされることになった。「台湾にこだわったわけではありませんが、十勝の観光客には台湾人が多いというデータがあったので親和性を感じていました。シンティはFacebookで見つけました。元気で表情が豊かなので、十勝を元気付ける映画にとても向いていると思いました」。

また、商業映画ではなく地元出身の有志らによる自主制作映画ということもあり、クラウドファンディング「Makuake」を利用して200万円の製作資金を集めたり、YouTubeで無料配信するだけでなく地域の自治体や企業、個人に映画を上映する権利を自由にするなど、映画自体を地域のパブリックグッズ(公共財)にするという、今の時代に即した試みを行っているのも興味深い。2年後の冬を舞台にした続編『My little guidebook -ice-』は、地域応援型クラウドファンディング「ACT NOW」で2016年1月6日(0時)まで支援を募集している。北海道出身者だけでなく、映画を愛する色々な人に応援してもらいたい試みだ。【Movie Walker】

■地域応援型クラウドファンディング「ACT NOW」にて支援募集中(2016年1月6日0時まで)
続編『My little guidebook -ice-』の応援はコチラ

■『My little guidebook(マイ・リトル・ガイドブック)』予告編映像&ウー・シンティのメッセージ動画

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