2015年興収1位は『ジュラシック・ワールド』!洋画好調の理由とは?

一般社団法人日本映画製作者連盟(以下、映連)による2015年度の映画産業関連のデータが1月27日に発表。前年度、爆発的ヒットをもたらした『アナと雪の女王』の成績(254.8億円)に匹敵するほどの大ヒット作品はなかったものの、トータルでは興収・入場者数ともに前年をアップ!そこで映連発表の詳細データと共に、2015年度の映画業界を振り返ってみたい。

2015年度興収トップは『ジュラシック・ワールド』!
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2015年に公開された映画は、邦画が581本、洋画が555本の計1136本。過去最高となった1184本が公開された前年と比べると、邦画が34本減、洋画は14本減という結果に。

一方の興行収入は、前年比104.9%となる2171億1900万円とアップ。『アバター』がヒットした2010年(2207億3700万円)に次ぐ歴代2位の好成績となった。特に洋画に関しては前年比112.1%の967億5200万円と大幅アップ!邦画と洋画の興収のシェア率で見ても、邦画55.4%、洋画44.6%(2013年度は邦画60.6%:洋画39.4%)と、洋画がかなり迫ってきていることが分かる。

また、入場者数も1億6663万人となり、こちらも前年比103.4%とアップ。「シネマライズ」など単館系の劇場の閉館が相次いだが、「TOHOシネマズ新宿」や「109シネマズ二子玉川」など都心のシネコンのオープンラッシュも起きた2015年。スクリーン数も3437スクリーンと前年より73スクリーン増となったが、今後もシネコンのオープンが多数控えており、スクリーン数は増え続ける一方だろう。

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総括としては、“洋画作品の盛り返し”。これに尽きる! 特に2015年は『ミッション:インポッシブル』『ターミネーター』『アベンジャーズ』『マッドマックス』『007』…とかつてないほどシリーズ大作が大豊作と言われた年。その中で『ジュラシック・ワールド』(95.3億円)が洋邦ともにトップの座に君臨したのが全てを物語っているといえるだろう。また「TOHOシネマズ新宿」ではMX4D版『ジュラシック・ワールド』がわずか1スクリーンで興収1億円に達するなど、3Dや4D、IMAXなど鑑賞スタイルが多様化し、観客1人当たりの料金が上がったことも洋画好調への追い風となった。

2008年以降、いまだ邦画優勢が続いているものの、2016年は、近日中に100億円突破と目されている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(※12月公開作品は次年度で算出)や、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)などまたも大作が目白押し!いよいよ9年ぶりに洋画が邦画を上回るか?注目すべきはその1点に絞られそうだ。【トライワークス】

■『ジュラシック・ワールド』DVD&Blu-rayセット
発売日:16年2月24日(水)
価格:3990円+税
発売元・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン

■『ベイマックス MovieNEX』
発売中
価格:4000円+税
発売元・販売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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