忽那汐里、ビートたけしとの年の差カップルを演じた感想を語る

忽那汐里がビートたけしとの共演エピソードを語る
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『スモーク』(95)のウェイン・ワン監督が、ビートたけしを主演に迎えたミステリー映画『女が眠る時』(2月27日公開)の外国特派員協会会見が、2月24日に日本外国特派員協会で開催。忽那汐里、小山田サユリ、渡辺真起子が登壇した。オーストラリア出身の忽那は、流暢な英語で、ビートたけしと共演したエピソードについて語った。

記者から、セクシュアルなシーンについて質問された忽那と小山田。忽那は「たけしさんとは、親子ほど年の離れたカップルと言う設定で、不自然に見えないよう、現場で良い関係を築いていかなければいけなかったのですが、たけしさんは、現場ではとても寡黙な方で、あまりおしゃべりをすることはできませんでした。でも、一番最初にたけしさんと撮ったのが、一緒に蝶を捕まえるというシーンで、その後は良い関係になり、彼のそばにいることがとても心地良くなり、自信もつきました」。

西島秀俊とのラブシーンについて小山田は「私は女優なので、チャレンジするだけでした」とキッパリ。「ウェインに初めて会った時、セクシュアルなシーンについて話をし、ヌードになれるかどうかを聞かれました。でも私は、ウェインと相手役の西島さんのことをとても信じておりましたので、大丈夫でした」。

日本語を話せないウェイン・ワン監督との仕事について、忽那は「ウェインは、役者から自分のイメージ通りの演技が出ないと決してOKは出さない人。ひたすらコミュニケーションを重ね、きちんと欲しい感情を出せるまで辛抱強く待ってくれる監督なので、日本語が話せないということは特に問題にはなりませんでした」と感想を述べた。

小山田は、撮影前に脚本や役柄について、たくさん話し合いをしたと言う。「私にとって、それはとても大きな意味がありました。日本の映画はスケジュールに追われていて、なかなか監督と話し合うことができなかったりするので。また、名監督とは思えないくらい気さくで優しい方だったので、一緒にお仕事ができて光栄でした」。

渡辺は、2人の話を聞いて「そんなに一緒にいる時間があって羨ましいです。私は、撮影時間が少なかったので」と苦笑い。「でも、衣装合わせの際、私の役について話し合った時、私は英語が得意な方ではないのですが、5分くらいで、『この人は私を受け入れてくれる』と感じました」と印象を語った。

『女が眠る時』は、スペイン人作家による短編小説の舞台を日本に置き換えて映画化したミステリー。バカンスでリゾートホテルを訪れた作家(西島秀俊)が、初老の男(ビートたけし)と若い女(忽那汐里)という不釣り合いなカップルと出会い、彼らに過剰な興味を抱いていく姿を描く。第66回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、現地時間14日に開催された会見には、西島秀俊、忽那、小山田、ウェイン・ワン監督、木藤幸江プロデューサーが出席。今回は、その凱旋会見となった。【取材・文/山崎伸子】

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