パペットマペット、“ニセモノ”に荒稼ぎされた絶頂期を激白!

ほろ苦い体験を語るパペットマペット
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「うしとカエルのショートコント」で、2000年代初頭に大ブレイクしたパペットマペット。しかし「爆笑オンエアバトル」や「エンタの神様」といったネタ番組の終了により、テレビの世界からは遠ざかることに…。唯一無二のネタで一世を風靡した芸人の“ほろ苦い”体験を前中後編に分けてお届け。前編では、その芸風ならではのニセモノ騒動を激白!

学園祭にニセモノ出没!

――98年にデビューしたパペットマペット(※以下パペマペ)さんですが、約20年間の芸能活動で一番“苦かった”経験は何でしょうか?

うし(以下う) そうですねぇ。僕たち、うしとカエルのニセモノが現れ……。

――す、すみません!ちょっと待ってください!!パペマペさんではなく、「うし」「カエル」としてのインタビューになるんでしょうか…?

う 「パペマペ」というのは、うしとカエルの“お笑いコンビの名前”なんですよ。(右手にしか見えない部分をパクパクさせながら)

カエル(以下カ) そんなところから、説明しないといけないんですか。(左手にしか見えない部分をパクパクさせながら)

――なるほど…その設定は今も生きているんですか。では、あらためて“苦い”経験を教えてもらえますか。

う 「エンタの神様」に出ている頃だから、2003年くらいかな。

僕たちのニセモノが、大学の学園祭に

現れたようなんです。

――ニセモノ?

う そのとき、僕たちの公式HPには掲示板があったんですよ。

そこに「本日は学園祭に来てくださって、ありがとうございました」という書き込みがあったんですけど…。

「ええっ!?行ってないよ?テレビ局で収録してたよ!」って(笑)。

――(笑)。確かに“黒子”の衣装を着てぬいぐるみを付ければ、簡単になりきれそうです。

カ “黒子” というのがよく分からないですけど。(後ろをキョロキョロしながら)

あと、どう見ても“僕たち”をモデルにしてるよねっていうぬいぐるみが、無許可で作られていたこともあります。

う 2人で新宿を歩いてたときUFOキャッチャーの中に見たことのある、ぬいぐるみが入ってて…。「あれ、僕たちじゃないの!?」という話に(笑)。

カ もしかして、似ているだけかなって思ったんですけど、思いっきり「パペットマペット入荷!」と書いてあったし、僕たちの写真も貼られていて…(笑)。

その“バッタモン”は、何度かゲームセンターで見かけましたね。

――訴えたりは?

ぬいぐるみのことを訴えようとして、弁理士さん※に相談したんですけど…。

(※知的財産権専門の法律家)

カ 「もし裁判で勝っても、意味が無い可能性がありますよ」と言われてしまったんです。

そういう会社は、裁判をしている最中に訴えられている会社をつぶしてしまうのが“お決まり”らしくて。結局泣き寝入りしました…。

――悔しいですね…。

う だけど、うれしかった“ニセモノ”(?)もあるんですよ!

「ドラゴンクエスト8」で「パペットこぞう※」というモンスターが生まれたんです。

(※スライムなどのモンスターのぬいぐるみを手につけた黒子風のモンスター)

カ 事務所に、いきなりスクウェア・エニックスさんから連絡が来て。

「新しく登場する『パペットこぞう』というモンスターが、パペットマペットさんに似ているので使用許可をいただけませんか?」と。

僕たちドラクエが大好きなので「ぜんぜん使っていいです!ありがとうございます!!」って返事をしました。

――「ドラクエ」には、ちゃんと許可を出しているんですね。キャラクター使用料は?

う 「ギャラなんていらないです」というお話をしたので、代わりに「ドラクエ8」をいただきました。

でも後から他の芸人さんに「いや、金もらえるでしょ…」「ソフト1本って…」と、言われたりしました(笑)。

パペットマペット●(ぱぺっとまぺっと)1998年に、うしとカエルで結成したコンビ。現在は主に「タイタンライブ」に出演。公式ブログ「ビバ!うしがえる」(http://ameblo.jp/puppetmuppet/)は365日休まず更新中。ツイッターアカウント(@papeushikaeru)。

構成/questroom inc. 撮影/宮腰まみこ

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