永野を直撃!「これはただのお笑いDVDではない」

ピン芸人・永野のオリジナルDVD「Ω(オメガ)」は5月18日(水)に発売
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「ラッセンが好~き~♪」のネタで人気を博すピン芸人・永野が、撮り下ろしオリジナルDVD「Ω(オメガ)」を5月18日(水)に発売。

制作に当たって「1000枚の事前予約の獲得」が条件だったが、無事に条件をクリアし、DVD発売が決まった。今回は永野本人にDVD制作の秘話や今後の意気込みなど、インタビューを敢行した。

――事前予約数1000枚を超える自信はもともとありましたか?

本当のことを言うとなかったですね~。昨年の12月31日までに1000枚ということだったのですが、そこまでいかずに話題作りで終わるのかなと思いました。でも、12月の中盤には1000枚いったので「やったー!」と思いました。

――構想はどのようにして決まりましたか。

大まかな構想は清水康彦監督にお願いしました。清水監督だったら全く違った世界へ自分を連れて行ってくれるだろうと思い、駄目元でお願いしたら二つ返事でOKだったので驚きました。

自分たちで撮りましたが、あれはもう清水監督の作品ですね。結局自分は素材であって、この作品は口が滑ったら映画って言いそうになるのですが、それくらいの気持ちでやったのは清水監督の世界観のおかげです。永野ワールド+清水康彦ワールド…つまり永野康彦ワールドですね。

4000円も出してDVDを買ってもらうのだからテレビっぽいことやYouTubeっぽいことではなく、この作品らしさを出したいと思いました。

それと、このDVDパッケージにもこだわりがあって、レコードジャケットのように持って楽しい感じにしたかったんですよ。今どき古い考えかもしれないけどそういうのを愛でる感じにしたいなと。

それに清水監督が呼んだ人たちがすごかったです。カメラマンさんもグラフィックデザイナーさんも清水監督の呼び掛けで集まってくれて、他にも僕のことを好きな人がたくさん集まってくれた。もう今回のメンバーは“永野ファミリー”ですね!

自分のネタだけでは表現できないことを清水監督やみんながすごい形にしてくれた。僕のことを「ゴッホ」とか「ピカソ」ネタで知っている人はこの作品を見てどう思うんだろうと、リアクションが楽しみです。

――基本的には永野さんの頭にあるものを清水さんが具現化したのでしょうか?

はい。清水監督は僕のお笑いを気に入ってくれていて、今回のDVDでも何も言わずとも僕らしいところをしっかり出してくれたんです。そういう意味では、清水監督に出会えてラッキーでした。

――タイトルの「Ω(オメガ)」は誰が決めたのですか?

監督と僕で決めました。もともと意味とかは全然知らなくて、僕は派手にしたかっただけなんです。マークなら飽きないし、どうとでもできると思いました。「Ω」って「X(エックス)」のようなイメージなんです。それと、僕は軽薄なイメージが結構好きで、いろいろと意味のあるものとかはあまり好きじゃないんです。

見た目のインパクトというか、完全にビジュアル重視なところはあります。僕のことを“お笑い界のビジュアル系”って呼んでもらっていいですよ(笑)。

――パッケージもかなり派手ですね!

(DVDパッケージを指さしながら)ないですからね。パッケージで使われた写真の場面なんて全然。ジャケットはとりあえず「うそ」でいこうと思って。「Ωって何ですか?」って聞かれても理由がないので、本編であれは何々でしたという詳細は全くないですよ。ただ格好いいから好きなだけ。何の意味もない。なぜかモザイクが掛かっていたり、モザイクって格好いいじゃんっていう雰囲気だけ。僕はやっぱり薄っぺらいのが大好きなんです(笑)。

――あ、意味があるわけじゃないんですね?

裏ジャケのギリシャ文字の説明も、どこかの辞書をコピペしたような書かれ方ですが、これも中身のなさの証明ですよ。本当のインテリが作るDVDはこんな説明を入れないですから。そうやって見るとこのDVD最高ですね! 

これこそ僕がしたかったことですし、時代の最先端をいっていますよ。意味あり過ぎな時代にこの全くの無意味で何にもない感じがいいなあ(笑)。

――友情出演された斎藤工さんとはお話しましたか?

しました! 斎藤工君とは普段から仲良くさせてもらっていて、普通に話せるので。でも、もう1人の金子ノブアキ君はその時に初めてお会いしました。紳士的ですっごくいい人でしたよ。始まったら寒いのに薄着で頑張ってくれて。2時間くらい押してもニコニコしながらお2人共撮影してくれたので良かったです。

――今後にもつながりそうな予感ですね。

僕もそう思いました。本当に楽しかったので、ちょっと今“Ωロス”というか、むなしいです。この撮影があったから楽しかったので、これからどうしようって感じです。でもお客さんのリアクションは楽しみですね。

意味分からない!って言われても、それは“後出しジャンケン”な気がしますし。結局、自分がしたいのはこれなので、何を言われても大丈夫です!

――特に誰に見てほしいですか?

それはもう…1人だけですね。最近仲良くさせていただいている、こじはる(小嶋陽菜)ちゃんに見てほしいです。かわいいから! 他は誰も居ないです。こじはるちゃんにだけは、発売したらすぐにDVDを渡します。

そして見たら褒めてほしいですね。こじはるちゃんは僕のネタをそんなに面白いって思ってなくて、トークの方をいつも喜んでくれているので、普段出してない素の自分っぽいネタも見てほしい。それでこじはるちゃんの評価を聞きたいなあ。むしろ、こじはるちゃんのために作ったようなものだから!(笑)

――では、最後に第2弾の意気込みなどあればお願いします。

今はこれ以上ない!って思っているんですけど、監督とLINEなどで連絡すると、何か火がついちゃったみたいで、「Ω2」とかを考えていましたよ。そもそもΩが何のことかも分からない終わり方ですし、ストーリーもまいただけなので。もし、いつかΩの続きがあるのならちょっとまた別のテイストにしたいです。

普通に続きかも知れないですが、お笑いDVDですらなくて、ホラー映画に寄せていこうとか、それくらい踏み切ったことをやりたいです。これ自体がそんなにお笑いDVDって感じではないので。もう昨年宣言しましたが、これこそ“文化逃げ”ですね。このDVDを僕の“文化逃げ”の第1弾って言われても返す言葉がないです。

むしろ、Ωをオメガと読まず、文化逃げとルビ振ってください(笑)。「文化逃げの第1弾Ω」として楽しんでいただけたらうれしいです。

永野DVD「Ω(オメガ)」
5月18日(水)発売
4000円(税別)
販売元=ポニーキャニオン

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