「ハリポタ」新作がロマンス溢れる作品になった理由

ハリーたちのロマンスも描かれる本作
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前作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)でメガホンを取り、スタッフ・キャストから絶大な信頼を得、本作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でも手腕をふるっているデビッド・イェーツ監督。

2作続けて監督を務めることになった経緯をイェーツ監督に聞いてみた。「両者が合意して決めたんだ。前作はとても楽しかったし、プロデューサーやスタジオ側もとても協力的で絶賛してくれていたから、それを手放すのはとても難しかったんだよ。以前よりもお互いのことをより深く理解しているから、本作は前作以上に楽しんでいるよ」

世界中から注目を集める本シリーズを監督することのメリットとデメリットについて、「この世界はとても豊かで、面白く、感情に溢れ、恐ろしく、緊迫してマジカルなものなんだ。遊び心があって可笑しいシーンを撮影したかと思うと、次は生々しい感情と緊迫感に満ちたダークなシーンの撮影がある。まるで、キャンバスの上で毎週違う側面を描いているようなもので、これこそが本作を作る上で素晴らしい点だね。デメリットは僕には考えられないね。この世界にいることができ、スタジオ側にも信頼され、多くのファンにストーリーを伝える機会を与えてもらい、とても光栄で嬉しいんだ」と興奮気味に語る監督からは、本当に楽しくて仕方ないという様子が伝わってきた。

最後に、本作を象徴するキーワードを監督に教えてもらった。「ロマンス溢れる作品となったのは確かだよ。本作にはキスがたくさん出てくるよ。また、思考を変えることのできる魔法の薬が出てくるんだ。それによってハリーは幸運を手にすることができ、ロンは愛の妙薬でちょっとおバカになってしまったりする。そうやって子供たちが精神状態を変える薬を飲むというのは、子供たちが成長していく様子を描いているんだ。新しいことを経験したり、世界にはどんなものが存在するかを知って、それらがどれだけ難しく、辛く、そして楽しいことかというのを経験するわけだよ」

すでに、最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 前編』(2010年冬公開予定)と『ハリー・ポッターと死の秘宝 後編』(2011年夏公開予定)の監督にも決定しているデビッド・イェーツ。その事実からもわかる通り、監督、スタッフ、キャスト、スタジオのタッグはますます強くなっていることだろう。まずは、7月15日(水)日米同時公開の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、彼らの意気込みを感じてほしい!【MovieWalker/石崎美智】

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