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仏像会社が作るバカ売れフィギュア“リアル阿修羅”って?

東京ウォーカー 2009年7月19日 14時19分 配信

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興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」により一気に巻き起こった空前の“阿修羅ブーム”。同展の公式アイテムとして発売された海洋堂の阿修羅フィギュア数千個が一気に完売したというニュースは記憶に新しい。が、実は、その海洋堂のフィギュアに先駆けて発売され、いま、ネットでバカ売れしている精巧な阿修羅フィギュアを発見した。

木彫仏像の製造販売を行うエムアーツが手がける「リアル仏像シリーズ第3弾 阿修羅」だ。

「昨年6月に発売を開始して、今年の3月までは約40体の販売数だったんです」というのは、同社営業部長の島崎さん。ところが、3/31に東京国立博物館で『国宝 阿修羅展』が開催されてからは人気が急上昇。1体6万3000円という高値ながら「4〜6月には240体を販売し、7月は約300体、8月は約450体が予約待ちとなっています」というから、阿修羅人気のスゴさがわかる。

もちろんこの阿修羅フィギュアの精巧さがその人気の秘密でもある。現存する国宝阿修羅像を精巧に再現し、高さ約31cmという大きめのフィギュアだ。

コールドキャストと呼ばれる高分子素材(樹脂)と石粉を混ぜ合わせ、プラスチックに近い精度と石に近い重さを持つ素材を使用。重さが約1kgあり、その重量感がフィギュアに重厚さをプラスしている。

さらに見事なのはその彩色。フィギュアは3つの仕様があり、すべて手作業で色づけしている。仕様1は阿修羅像の汚れなども含め、現存する国宝阿修羅像に限りなく近づけたという。「ここまで似ている商品はほかにないです。手前味噌ですみません(笑)」という自信作だ。

仕様2は汚れを取り除いたバージョンの彩色、そして仕様3は、長い年月を経て現在の色になった阿修羅像を、1300年前の完成当時の色だと考えられている赤色に復元彩色したものだ。

現在、ホームページ以外に、全国の百貨店などでも展示販売を実施している。仏像製造業者ならではの細かな作業で“ほかにはないリアルさ”と自負するこの阿修羅像。1家に1体リアル阿修羅像を置いてみる、なんてのもいいかも?【東京ウォーカー】

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