群馬・桐生でキレイな布を織る「機織り」体験

最初は織る手つきがおぼつかなかったけど、だんだんリズミカルに
  • 最初は織る手つきがおぼつかなかったけど、だんだんリズミカルに

旅のレポーター山口日記さんと旅先でさまざまな体験をするこの連載。今回訪れたのは群馬県の桐生市。かつては「西の西陣、東の桐生」といわれるほど織物で栄えたところです。その桐生で機織りの体験ができる「織物参考館“紫”(ゆかり)」へ足を運びました。

スタッフがひととおり作業工程を教えてくれたあとは、さっそく実践。今回は長さ50cmのテーブルセンターを織ります。桐生の伝統的な織物は「先染め織物」と呼ばれるもの。染色済みの糸を、織っていきます。織ったあとに染める織物より色もちがよく、高価なのだそう。体験してみてわかったのは、手織り機は手だけではなく、実は足も使うってこと。踏み竹という部分を踏みつつ、手も動かします。慣れないうちは手足の動きがちぐはぐ。でも徐々に動作を覚えていって、手織り機の前に座って15分もたつとカラダがリズミカルに動いてくれるように。キレイに織るコツは、手織り機についている、くしのような形の板(オサ)を、一定の力でたたくこと。織りはじめたときは「難しい〜!」と珍しく弱音を吐いていた日記さん。しかし最後には無事、かわいいテーブルセンターを仕上げることができました。

体験後は、桐生の町をお散歩。歴史的な建物が残る、情緒ある町並みが楽しめます。見どころのひとつは、本町通りにある「矢野園」。大正時代のレトロな建物で、町の人々から愛されています。機織り体験をしてから町を歩けば、レトロな建物のまた違った表情も見えてくるようです。【シュシュ7/23発売号 連載「山口日記のココトリ。」第9回より転載】

▼山口日記の感想日記

初の手織り体験。難しい。同じ作業の繰り返し…のはずなのに、手も足も使うので体は熱くなってくるし、何よりも久々に頭を使った気がした。「右足踏んで、糸出して、手でトントン!」って自分でかけ声を出さないとわけわからなくなっちゃう。昔の人は、これを毎日やっていたんだよな〜。すごいな〜。っと撮影を忘れ、ひとりの世界に入ってました。できあがったテーブルセンターは…ちょっと長くなっちゃった。ひとりの世界に入りこみすぎたようです…。

やまぐちにっき●1982年、東京生まれ。TBS「世界ふしぎ発見」のミステリーハンター、TBS「夢の扉」など、おもに旅番組のレポーターとして活躍中。写真撮影や絵を描く特技も

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