モチーフのシーンは?実物大ガンダム立像担当者へ6つの質問

目が光るなど、夜になってから際立つギミックにも注目
  • 目が光るなど、夜になってから際立つギミックにも注目

この夏、お台場の潮風公園に「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の目玉企画として制作された、全高18mある、1/1スケールのリアルサイズガンダム。忠実に再現された胸部ダクトなど全14か所のミスト噴射、両眼センサーほか50か所の発光と、ガンダム好きでなくても、そのギミックやディテールに感嘆すること必至だ。

そこで、実物大ガンダムについてアニメ制作会社のサンライズ、堀口滋氏を直撃! 「聞かせてもらおうか、サンライズのこだわりとやらを…」と、シャアも気になるだろうコメントをここに掲載する。

Q1.関節部からもわかるように細部までかなり作り込まれていますが、ズバリ、サンライズが最もこだわったポイントは?

A1.関節部分の表現もそうですが、現状に関して各パーツ面とのバランス感、微妙な3次元曲面の作り込みに特に注力しました。これは照明プランとポーズにも関わりますが、複雑な形状のため、実物大かつ本物の光の中で輪郭や反射が刻々と変化し、来場者に飽きのこないよう、各部を作りこんだのです。

Q2.「第何話の●●シーン」など、制作モチーフはありますか?「あえて言うのならば…」でもかまいませんので教えてください。

A2.あえて言うならば、ロールアウト(完成)したばかりのフレッシュな状態です。だからコクピットハッチそばにパイロット名が記されていません。

Q3.コクピットが開いたり、搭乗したりすることはできるのでしょうか?

A3.コクピットは開きません。足元をさわっていただけるだけで、乗ることはできません。

Q4.制作の際、再現するのに一番苦労したポイントはどこでしょうか?

A4.一般の方々にも受け入れてもらえるプロポーションのバランスを保つのが大変でした。特に頭のサイズは難しかったですね。それから、動き出しそうな雰囲気を演出するため、各ディテール部のちょっとした角度や、全体の微妙なポージングを決めるのにも時間がかかりました。

Q5.作品中に登場するライフルやシールド、ビームサーベル、ハイパーバズーカ、ビームジャベリンetc。1/1ガンダムが、おなじみの兵器を装備する予定はありますか?

A5.外国からも多くのお客様がいらっしゃる公共の場という理由から、当初より武器をもたせる予定はありません。ただし背面にあるビームサーベルのみ、避雷針として装備しています。

Q6.サンライズがオススメするビュースポットはどこですか?

A6.富野由悠季監督の修正指示の頻度からいえば、背面は特にこだわりました。ふくらはぎのバランスとランドセルのボリューム…カーブのきいた脚部のラインと対照的なエンジン部分のブロック感のコントラストはいい感じでしょう? 夕陽が映える点もツウにはたまらないはず!! あと、照明が点灯してからの、特に正面・逆光の中でたたずむ実在感は、ぜひその目でご覧ください。

細部までこだわって作り上げられたガンダム立像。すでに実物を見た人も、細部をチェックしにもう一度足を運ぼう。【東京ウォーカー】

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