大後寿々花が撮影現場で号泣! その理由とは!?

本作では「『空っていろんな色があるんだよ』とか、言葉の使い方が印象的でした」と言っていた大後寿々花
  • 本作では「『空っていろんな色があるんだよ』とか、言葉の使い方が印象的でした」と言っていた大後寿々花

11歳の時『SAYURI』(05)でハリウッドデビューし、天才子役として脚光を浴びた大後寿々花。最近の彼女も、思春期のきらめきがまぶしい。『女の子ものがたり』(8月29日公開)でも、深津絵里扮する主人公・菜都美の高校生時代を生き生きと好演しているが、なんと撮影現場で“号泣”したとか!? いったいなぜ? 大後寿々花に直接会って、舞台裏の事件!?について聞いてみた。

彼女が泣いたのは、菜都美の高校時代のあるシーンの撮影終了後だ。人気漫画家・西原理恵子の自叙伝コミックを映画化した『女の子ものがたり』は、スランプ状態になった漫画家の菜都美(深津絵里)が、過去の自分や親友と過ごした日々に思いを馳せ、元気を取り戻していくという自分探しの物語。くだんのシーンは、菜都美と親友のきみこ(波瑠)、みさ(高山侑子)とが、あることが理由でとっくみあいの大ゲンカをするシーン後だ。

森岡利行監督は、撮影前にそのシーンに合ったイメージの音楽を聴かせてくれたという。「ケンカって激しいイメージがありましたが、監督が聴かせてくれたのは、すごくゆっくりしたテンポのやさしい感じの音楽で。3人ともその音楽を聴いたとき、自然に涙が出ました。すごくあったかい音楽だったから」

さらに、音楽について「言葉では表せないもどかしさを感じました」と言う。「でも、それを無理に考えるよりも、どうしたらいいのかわからないまま演じてみようとしたんです。言葉に表せない気持ちや状況って本当にあるんだなって、今回の現場で初めて思いました」

そのシーンを終えてカットがかかった瞬間、3人は感極まって号泣したと言う。そのとき湧き出てきた思いとは? 「大切なシーンを無事撮り終えたという安堵感があったと思いますが、うーん……。そのシーンの最後に、私はふたりを置いて遠くへ歩いていくんですが、終わった後すぐに、ふたりのそばに行きたくなったんです。それで行ったら、波瑠ちゃんたちもすごく泣いてて。でも、そのとき、自分でもどういう気持ちで行きたくなったのかはまったく覚えてないんです」

熱演の甲斐あって、スクリーンには彼女たちの熱い思いや友情がほとばしっている。激しいシーンなのに、なんだか心の奥を優しくまさぐられたような気分になるのだ。

完成した本作を、彼女はこうアピールする。「『女の子ものがたり』って聞くと、女性の方が観る映画だと思うかもしれませんが、友情とかって性別に関係なく男性のなかにも存在するものだから、ぜひ男性にも観てほしいです。映画を観れば、本当に友達は大切にしたいと心の底から思うだろうし、そういう大切な仲間の存在を考えられる作品だと、私は思います」

“演技派”として少女から大人の女優への階段を1歩1歩確実に上ってきている大後寿々花。本作で映し出されている、彼女の等身大の“今”の表情をぜひ堪能してみて。【Movie Walker/山崎伸子】

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