総工費1200万円のミニチュア安土城前で『火天の城』の会見実施!

総工費1200万円の5mのミニチュア安土城の前でフォトセッション
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織田信長の野望の象徴・安土城の築城プロジェクトを映画化した『火天の城』(9月13日公開)の完成披露記者会見が8月5日に開催。総工費1200万円をかけて作った5mのミニチュアの安土城の前で、西田敏行、福田沙紀、椎名桔平、大竹しのぶ、寺島進、河本準一(次長課長)、田中光敏監督が着物姿で登壇した。

直木賞作家・山本兼一の渾身の歴史小説を映画化した本作。信長の命により、苦悩の果てに戦国時代最大の築城を成し遂げる宮大工・岡部又右衛門役を西田敏行が熱演している。西田は「素晴らしい作品ができあがったと自負しています。最初から最後まで、十分映画の魅力を堪能していただけると確信してます」と自信がみなぎるコメントを披露。

現代のように大型重機のない時代に、ひとつの山を城にするというのは、まさに夢のような物語だ。その指揮をとる岡部又右衛門は、西田にとっても目指すべき理想の人だと言う。「僕は岡部又右衛門のような役者でありたいとどこかで思ってました。アーティストよりも“職人”みたいな役者を目指そうと思ってます」

妻・田鶴役に大竹しのぶ。西田とは約30年ぶりの本格競演となった大竹は「私は、西田さん(岡部)のお仕事を見るだけで幸せという場面があるんですが、その役をやってるときは本当にそういう気持ちになれて幸せでした」と笑顔で語った。

又右衛門の娘役に福田沙紀。本格時代劇は初登板となった彼女は、本作で実にいい体験ができたようだ。「本作のエンドロールを見ながら、ひとりひとりの名前を見ていると、涙が溢れてくるという状況になりました。お城づくりでお父さんについていくという思いと、私たちが田中監督や西田さんについていこうという思いが重なっていき、最後はひとつの場所に向かっていくということを終始共感できた現場でした!」

メガホンをとった田中光敏監督も「東映京都撮影所のスタッフや西田さんたちと話をしながら作らせていただいたことが非常に力になりました!」と感無量の表情で語った。

東映が社運をかけて放つ渾身の時代劇『火天の城』。その仕上がりは、登壇者それぞれの弁からも伝わるとおり、かなり見ごたえのある力作となった。戦国時代を描きながらも、合戦のシーンは一切なしという潔さも素晴らしい。西田敏行の言うように、ぜひ大きいスクリーンで、古の築城プロジェクトを見物して!【Movie Walker/山崎伸子】

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