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ドラクエIXファンが集う秋葉原「ルイーダの酒場」とは?

東京ウォーカー 2009年8月16日 12時17分 配信

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東京、秋葉原にある「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」の1階エントランス外に、20:30をまわったというのに、人だかりができている。その数なんと、150人超え! いったい何なのか、というと、ニンテンドーDSで『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の“すれちがい通信”をするためのスペース「ルイーダの酒場」だ。

“すれちがい通信”とは、DSに内蔵された機能で、ドラクエIXでゲットした“宝の地図”をほかのプレーヤーと交換できるというもの。宝の地図は人から人へと受け渡されていく。ネットなどでは田舎へ帰省したり、街や駅に人があふれるお盆休みは、絶好の“すれちがいタイミング”だと話題になっているのだ。

区切られたスペースの中では、皆、一様に下を向いてDSに釘付けになっている。一見すると異様とも言える、この光景。だが、集う人々は皆、それぞれ楽しんでいるようだ。

会社帰りに同僚と立ち寄ったという30代の男性は1時間で約50人を呼び込んだ(通信した)という。「今日初めて来ました。あれ、もう1時間もいるんだ。レア地図が欲しくて来たんですが、もらえました!」と目標達成を喜ぶ。地図の種類によってはレアアイテムとしてファンの間で有名になっており、そんなレア地図をゲットするため、長時間滞在し、ゲームに興じる人々が多い。

一方で、たまたま通りかかって参加したという20代のカップルの姿も。「5分で9つも地図が集まりました」と、このルイーダの酒場の威力に驚いている様子。サラリーマンや若者、カップルから子供連れまで、集う人は様々だ。

でもこのルイーダの酒場、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの敷地内ではあるが、場所は外。店にはいったい何のメリットがあるのだろう。

「店の6階に“DSステーション”というコーナーがあるんですが、もともとはそこにプレーヤーの方が集まったのがきっかけです」というのは同店スタッフ。ドラクエ9所有率が高いと思われる店のスペースに、買い物ではなく地図の交換を目的にした客が集まってしまったというのだ。「一時はエスカレーターも動かせなくなるほど人が集中してしまったので、1週間ほど前からここに専用スペースを設けました」という。でも、「みなさまに純粋にゲームを楽しんでもらえればと思っています。ルールを守ってスペースを使ってくださるので、今のところ問題も起きていません」というから、太っ腹だ。

毎日開店と同時に人が集まり始め、土日には一度に300人ほどがプレーしているとか。店の粋な計らいでできた「ルイーダの酒場」。設置は店の営業時間である9:30〜22:00。公共の道路に面しているので、騒がない、ゴミを出さない、スペースから出ないなど、ルールを守って楽しもう。【東京ウォーカー】

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