『仮面ライダーディケイド』ヒットの決め手は、総出演&メディア連動!

昭和〜平成の仮面ライダーが集結するファン感涙の劇場版
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のV5を阻止し、8月8日・9日の週末興収ランキング1位の大金星をもぎ取った『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(同時上映『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』)。週末2日間で集客数40万人突破という、劇場版・平成ライダー最高のスタートをきり、シリーズ最大の興収を記録することは間違いないだろう。

この記録を叩き出した最大の要因は、やはり昭和〜平成の“仮面ライダー総出演”につきる。だが、この“集結”、実は初めての試みではなかったのだ。特撮ジャンルでは、3年前に公開された『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(06)が、昭和のウルトラ6兄弟とメビウスの共演(しかもオリジナルキャスト集結)で、父親世代にも子供にも大反響を集めスマッシュヒット。特撮ヒーロー作品の底力を興行成績で示した。となれば、仮面ライダーでも同じような共演を望む声が高まるのは必至の流れ。その望みを見事に結実させ、幅広いファンにアピールできたのが今回の作品なのだ。

また、“テレビやインターネットとの効果的な連動”もヒット要因のひとつ。特に、一時代を築いた「仮面ライダーBlack」「仮面ライダーBlack RX」の主演・倉田てつをのゲスト出演は、まず劇場版への出演が発表された後「〜ディケイド」の本放送にも登場。20年ぶりに南光太郎役を熱演し、映画への期待を倍化させることに成功した。

さらに、インターネット&携帯限定で配信中の短編集「ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超(スーパー)スピンオフ」は、楽屋ネタ&裏ネタ満載で映画の“祭り感”をアップさせ、とにかく仮面ライダー好きなら観て楽しまなきゃ損!という空気を造り出した。

こうした仕掛けの中、テレビ本編が8月30日の放送で遂に終了を迎える。ストーリー的には、この最後のエピソードが映画へと続くことになるのだが、その繋がりはどのように描かれるのか? ファンならずとも興味を惹かれるところだろう。

この年末には、既に「〜ディケイド」と9月からの新番組「仮面ライダーW(ダブル)」の劇場版が公開されることも決定している。この冬も、仮面ライダーの活躍で映画館は大いにヒートアップしそうだ。【トライワークス】

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