山の空気で癒される!山形県出羽三山でミニトレッキング体験

羽黒山の参道は夏でも涼しくて心地いい!
  • 羽黒山の参道は夏でも涼しくて心地いい!

今回の旅はいつもより足をのばして山形県へ。旅のレポーター、山口日記さんと出羽三山をめぐるミニトレッキングへと出かけました。

出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山の総称。古くから山岳信仰の対象としてあがめられてきた、自然豊かなスピリチュアルスポットです。しかもことしは「丑歳縁年(うしどしごえんねん)」で、12年に1度のご利益のある特別な年なのだとか。今回は山伏(山岳信仰の修行者)の伊藤秀悦さんに案内してもらい、まずは羽黒山へ。山頂の三神合祭殿をめざして杉並木の中、2446段の石段を登ります。途中、樹齢1000年以上の爺杉や国宝の五重塔などに茶屋もあり、休憩を取りながら進めば意外と簡単に登れます。祭殿をお参りしたら、羽黒山門前町の宿坊に宿泊。精進料理を味わいました。食後はトレッキングの心地よい疲労感も手伝ってぐっすり。

翌朝はご祈とうを受け、朝5時半に月山へ出発。8合目から標高1984mの頂上まで登ります。8合目付近の弥陀ヶ原湿原では高山植物を眺めて歩き、3時間で月山神社のある頂上へ到着。雲海から顔を出す鳥海山は息をのむ美しさでした。

最後は出羽三山最終修行地の湯殿山へ。湯殿山ではご神体に触れることができますが、撮影したり、その正体を人に語るのはご法度。神秘のベールに包まれた湯殿山では、日本人の原点ともいうべき自然崇拝の姿をいまでも見ることができます。

「清めの山」「生まれ変わりの山」といわれる出羽三山。遠出する価値ありの、心が洗われる旅でした。【シュシュ8/27発売号 連載「山口日記のココトリ。」第11回より転載】

▼山口日記の感想日記

山伏の合い言葉は、「うけたもう」なんです。知ってましたか? 山伏は、何を言われても「うけたもう」と答えることになっていて、どんなときでも答えは必ず「うけたもう」。今回のミニトレッキングでは山伏になった気分で、頑張って石段を登った私。登りきったら日本酒をすすめられて、「おうおう!うけたもう!」なんてやってたら、つい飲みすぎちゃいました。でも山伏を体験してみて、心にゆとりができた気がしました。この調子で山伏修行も…「うけたもう!?」

やまぐちにっき●1982年、東京生まれ。TBS「世界ふしぎ発見」のミステリーハンター、TBS「夢の扉」など、おもに旅番組のレポーターとして活躍中。写真撮影や絵を描く特技も

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