夏バテのカラダに、暑さにめっぽう強い“ニガウリ”の小鉢

らっきょう酢でつけたニガウリです。
  • らっきょう酢でつけたニガウリです。

8月後半から9月初旬、キュウリやナスにとっても耐え難いほど暑くなり、野菜の生長は秋までの“お休みタイム”にはいる時期です。このときにおいしくなる貴重な野菜は、ニガウリ(ゴーヤともいいますね)やモロヘイヤ、トウガン。特にニガウリは暑さにめっぽうに強く、がんがん日差しをあびながら、成長を続けます。

最近、地球温暖化対策で緑のカーテンがはやっていますよね。我が家も2年前から、ニワトリの熱中症対策に緑のカーテンを育てはじめ、ニワトリ小屋はニガウリの葉っぱで覆われています。

緑のカーテンを作る前は、夏の間毎日、ニワトリ小屋の屋根から散水していたのですが、ニガウリはそれより効果的で、目にも涼やか、ニワトリの体感温度も3度は下がっているでしょう。昨年まで、口をあけてハッハ、ハッハと呼吸をしていたニワトリ達も、葉陰で羽をつくろって幸せそう!

そんなニガウリ料理ですが、今日は、らっきょう酢につける超簡単「箸休め小鉢」を紹介します。

タテに半分に切ったあと、わたと種をとってスライスしたニガウリを、みじん切りにした玉ねぎ、ニンニクと一緒に軽く炒めます。炒めすぎるとシャキシャキした歯ごたえがなくなります。これをらっきょう酢に漬けるだけ。

らっきょう酢の甘さとニガウリの苦さが不思議と合う一品です。苦いのが苦手で、ビールも飲めない私でもこれは大丈夫。炒めるときにカレー粉を少しいれても、また別のおいしさが引き出されます。

忙しい時は、炒めもせずそのままスライスしたニガウリをつけ込むこともあります。シャキシャキ感がひときわで、苦みが強いのが好みの人はグッドです。キュウリや、タマネギのスライスをいれれば、サラダ感覚で食べられますよ。

らっきょうは、春に保存食として一瓶つけておけば、1年中色々な料理に使えるのですが、それがない人は、甘酢漬けにしてみてください。

農家には野菜があふれるほどありますから、私は毎朝新鮮な野菜ジュースを飲んでいて、ニガウリジュースもいくつか試しました。これが、意外においしいんです! その中からお勧めの2品を紹介しますね。

まず1品目。牛乳とニガウリ、青ジソの葉を1枚、塩少々をいれて氷と一緒にミキサーにかけただけのもの。冷たくて、青ジソの香りがさわやかで、ぐんぐん飲んじゃいます。

2品目はオレンジ色のニガウリジュースです。ニガウリは完熟すると黄色になり、縦に割れて、中からトロトロのぬめりに包まれた深紅の種をはきだします。ちょっとひいてしまうほど真っ赤です。この熟れた黄色いニガウリと種をそのままジュースに。といっても、前のと同じく、塩を少々いれて牛乳と一緒にミキサーにかけるだけですが。青ジュースの時に使った青ジソは、せっかく綺麗なオレンジ色なので使いませんでした。甘く、最後にほんの少し苦みを感じ、それがもう一杯飲みたくなる後味になっています。

ニガウリには、ビタミンCをはじめ多くのミネラルが含まれていて、夏バテ予防や食欲増進に効果があるそうです。でもそんな理屈抜きに、夏の畑で、顔全体から吹き出す汗が目に入って痛いほど汗をかいた後には、体が苦みと酸っぱ味を求めます。ニガウリは夏にはなくてはならない野菜です。みなさんも夏を乗り切るために、おいしく食べてください。【「オーガニック農家のごはんレシピ」シュシュ編集部×百草園】

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