ガッキー初の時代劇『BALLAD〜』理想の“姫”にご満悦

『BALLAD〜』で初の時代劇に挑戦したガッキー
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9月5日(土)より公開中のラブ・ストーリー『BALLAD 名もなき恋のうた』で、合戦真っ只中にある戦国の世を生きる武将と姫に扮した草なぎ剛&新垣結衣にインタビュー。初体験づくしの撮影裏話を語ってくれた。

小国・春日の名もなき侍・井尻又兵衛を演じた草なぎ剛は、命をかけて愛する廉姫(新垣結衣)を守ろうとする又兵衛の姿に「自分にはない“男らしさ”を感じた」のだそう。

草なぎは、「愛するものや大切な人たちを守る“強さ”が、今の僕にどれだけあるんだろうか?と自分に向き合いながら、できることを模索してましたね。中でも、武器である槍は又兵衛の魂を表していると思ったので、立ち振る舞いにはとことんこだわりました」と語る。

そんな彼にとって一番のチャレンジは、合戦シーンを含む長回しで行われた撮影。メガホンを取る山崎貴監督(『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズほか)の「お客さんにもその場(戦国の世)にいるような感覚を味わってほしい」との思いから実現した試みだが、草なぎ自身はこれをチャンスと捉えていたのだという。

「長回しでの撮影なら、自然と湧きあがってくる気持ちを大事にできるチャンスだなって思って。廉姫にお別れをする場面も長回しで撮ったんですけど、本当に芝居をしてないんですよ。自然とこみ上げてくるものがあった。あれは初めての経験でしたね」

一方、新垣結衣は時代劇初挑戦。一国の姫でありながら、幼馴染の又兵衛に秘かに想いを寄せる廉姫役を演じた。時代劇ならではの所作や言葉遣いはもちろん、今まで演じたことのない姫というキャラクターも新鮮だったと明かす。

「芯が強く何があってもブレない廉姫に、私自身憧れるところがあったので、楽しく演じている自分がいました。姫なので、家臣に対して常に命令口調でいなくちゃいけなかったりもするんですけど、そこは開き直って廉姫になりきりました(笑)」とガッキースマイルで答えた。

彼女の言葉に、すかさず「僕らの姫ですから」と草なぎが笑顔でコメント。すると山崎監督も「『姫お時間でございます!』なぁんて言ってましたからね」と明かし、室内は和やかな空気に包まれた。

本作で戦国の世を背景に描かれるのは、武将と姫という身分が違うふたりが繰り広げる切なすぎる恋の行方。それについて山崎監督は次のように語った。「姫も又兵衛もすごく強い意志を持って自分の気持ちに蓋をしているんですけど、どうしたってその蓋の隙間から漏れ出てきてしまうものがある。その漏れ出てくる光を掬い取りたいなって思ったんですよ。これは戦国時代という特殊な状況下で、姫と家臣という関係だからこそ撮れるもの。秘められた恋って魅力的でしょう?」

最後に草なぎが「僕も又兵衛のように女性には強く出られないんですけど、いろいろ得るものが多い撮影でした」と語れば、新垣も凛とした表情で「一瞬一瞬を大事に生きていきたいと思える作品になりました」と作品をアピール。

あくまで本物を撮ることにこだわったという山崎貴監督の渾身作。リアルな合戦シーンが物語を彩りつつ、姫と武将の切ない恋が描かれる本作。劇場で体感したい一作だ!【Movie Walker/大西愛】

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