小栗旬、『TAJOMARU』でヅラが飛んでも撮影続行!?

インタビューでは、セールストークではなく、自分の本音をきちんと話してくれる好感度大の小栗旬
  • インタビューでは、セールストークではなく、自分の本音をきちんと話してくれる好感度大の小栗旬

小栗旬扮する多襄丸(たじょうまる)の勇姿に惚れ惚れする、時代劇アクション『TAJOMARU』(9月12日公開)。本作では、臨場感溢れるダイナミックな画(え)を切り取るために、常時カメラが2台回っていたという。ところがある日の撮影中、小栗旬のカツラが飛んでしまったというハプニングが! さて、小栗旬はそのときどうしたのか!?

「カツラが飛んでも、目の前では松方(弘樹)さんと(柴本)幸ちゃんのふたりの芝居は続いてて。僕は迷惑かけちゃいけないと思って、下の方でずっとひとりで笑い続けてました。僕の方(で回っていたカメラが撮ったシーン)はカツラがないから使えるわけがないんだけど、ふたりは一生懸命やっていたので。いつになったらカットがかかるんだろうと思いながらね」

そしてようやくカットがかかる。「助監督の方が、『カット! オッケー!』って声が、いちばんびっくりしましたね。あ、オッケーなんだと(笑)」

カメラが常時2台回っていることに関しては、とくに気にはならなかったという。「僕は基本的にいつもどこを切り取られてもいいように演じてるつもりです。なのでやりづらいと感じたことはなかったですね」

多襄丸といえば、芥川龍之介の「藪の中」に登場する大盗賊で、黒澤明監督作『羅生門』(50)で、三船敏郎が演じた役でもある。でも本作の多襄丸は、新しく構築されたキャラクターで「己を曲げない。絶対女を捨てない」というまさに“男前”を画に描いたような男だ。小栗旬との共通点は?

「女は捨てないようにしてるつもりですが、ここまでひとりの女性を愛せるかって言われるとわかんないですね。でも、己を曲げないようにしたいと努力はしています。僕らの仕事はある意味、妥協の連続みたいなところはありますが、自分を殺してまで無理してこの世界にすがりついていたいとは思わない。やっぱり、自分自身を貫きたいですから。いまは自由にやらせてもらってる方だと思います」

自分を信じて今の地位まで上がってきた小栗旬だからこそ、新しい多襄丸像を創り上げられたのだと実感。世知辛い今の時代、己を曲げずに信じた道を闊歩していく多襄丸の姿は、観る者にきっと勇気を与えてくれるはず。【Movie Walker/山崎伸子】

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