電話一体型も登場!“デジタルフォトフレーム”最新事情

ソニーの「S-Frame」のDPF-D72(1万3800円)。液晶は7.0型。同シリーズにはほかに8型や10.2型などがある
  • ソニーの「S-Frame」のDPF-D72(1万3800円)。液晶は7.0型。同シリーズにはほかに8型や10.2型などがある

液晶画面にデジカメなどで撮影した写真画像が表示される「デジタルフォトフレーム」が人気だ。動画や音楽が流せるものや、玩具タイプのものなど種類も豊富。さらに今年に入って携帯電話キャリアも参入して盛り上がりを見せるこのアイテムの最新事情を探ってみた。

家電量販店のヨドバシカメラによると人気はうなぎ上りで、販売台数は年々2倍に伸びているという。「本格的に各社から商品が出始めたのは3年前くらいですね。動画や音楽の機能はなくても画質がキレイということで、特にソニーの製品がギフトとしても人気ですね」と秋葉原店販売担当の荒木さん。

とことん“画質”にこだわるソニーは、「S-Frame」シリーズが絶好調。1万3800円からとけっして安くないが、昨年比200%増の売上という。同社広報の新中さんによると「デジカメも作っているのでもとから画像に熟知しており、定評のあるうちの技術を余すところなく投入しています」と自信たっぷり。昨年は欧州の権威あるカメラ賞“TIPA”でベストフォトフレーム賞を受賞。デジカメや液晶テレビなどを手がけている同社の強みといえるだろう。

総ドット数184万もある高解像度液晶搭載したモデルや、写真のコントラストに特化して深みのある黒を表現できるディスプレイを採用したものなど、フルハイビジョンTVを観ているような美しさ。美肌になるよう画像補整までしてくれるという優れモノだ。“部屋に飾る”ことが前提のアイテムなだけに、フォトフレーム自体が写真をより美しく見せてくれるというのが人気の要因だろう。

また “フォトフレーム”を電話機にプラスさせたのは、シャープだ。9/25(金)に発売となる「インテリアホン」は、コードレス電話機にタッチパネル付きの7型カラー液晶が付属。待機時は液晶をデジタルフォトフレームとして写真のスライド表示を楽しみ、電話がかかってきた際は相手の顔写真が表示されるなどの機能を搭載している。「携帯電話が普及した今、家庭用電話機をもっと使ってもらえるアイテムをと思い開発しました」と同社広報の落合さん。子機1台タイプで3万円前後、月産台数は1万台。機能性に富み、名前のごとく、シンプルで部屋にマッチしやすいデザインで発売が待ち遠しい一品だ。

一方で、デジタルフォトフレームを使った“サービス”も普及してきている。

今年7/1からNTTドコモでは「お便りフォトサービス」をスタート。限定1000台でデジタルフォトフレーム(オープン価格)を販売し、月額700円から利用できるサービスに契約すると、ケータイやパソコンから専用サーバーに送信した写真が、自動でサイズ変換して購入したデジタルフォトフレームに表示されるという仕組みだ。「『みんなのドコモ研究室』というサイトを通じてお客様にサービスを実験的に体験してもらい、研究を重ねて商品化したものです」と同社広報の南さん。両親や祖父母など離れた家族にフォトフレームを送り、写真を送る人が多いそう。実に現代的なコミュニケーションツールだ。

同じく電話会社のソフトバンクモバイルも同様のサービスを6/12にスタートしている。どちらもフォトフレームの値段以外に通信料金がかかるので、今後の値下げに期待したいところだ。

各社から趣向を凝らしたアイテムが登場しているデジタルフォトフレーム。自分のライフスタイルに合わせて選べるようになり、今後もますます需要が高まりそうだ。【東京ウォーカー】

■ソニー「S-Frame」
http://www.sony.jp/s-frame/
■シャープ「インテリアホン」
http://www.sharp.co.jp/in-phone/index.html
■NTTドコモ「お便りフォトサービス」
http://otayori.nttdocomo.co.jp/top.html

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