オドレイの当たり役、アメリの次はココ・シャネル

デコラティブな装飾が流行だった当事のファッションに、シンプルでボーイッシュなワードローブを提案したココ・シャネル
  • デコラティブな装飾が流行だった当事のファッションに、シンプルでボーイッシュなワードローブを提案したココ・シャネル

オドレイ・トトゥがファッションブランド「シャネル」の創始者ココ・シャネルを魅惑的に演じた『ココ・アヴァン・シャネル』(9月18日公開)。本作の魅力は、何をおいても主演のオドレイに尽きる!

夏から立て続けに公開されているシャネルの映画。アカデミー賞女優シャーリー・マクレーン主演作『ココ・シャネル』(公開中)に続いて本作、そしてシャネルの現デザイナーであるカール・ラガーフェルドのミューズ、アナ・ムグラリス主演作『ココ・シャネル&ストラヴィンスキー』(正月公開)が待機中だ。

主演女優は三者三様だが、晩期を演じたシャーリーは別格として、風貌でいえば、シャネルの顔であるアナと、香水No.5のイメージモデルを務めるオドレイとはいい勝負だ。ただ、アナは、作品自体がラブを全面に打ち出しているせいか劇中では“オンナ度”が非常に高い。それに比べてオドレイは、ボーイッシュで中性的な実際のシャネルにとても近いと思う。

また、女優としての“目ヂカラ”についてもオドレイに軍配が上がる。撮影監督のクリストフ・ボーカルヌは、彼女の目が吸い込まれそうなくらいに印象的だったので照明を直接当てないようにしたとか。そのかいあって、大きな瞳にソフトな印象がプラスされ、このうえなくチャーミングなココが映し出された。

オドレイにとって『アメリ』(01)に続く当たり役となったココ・シャネル。彼女が織り成す天才デザイナー、シャネルの実像にぜひ注目して。【Movie Walker/山崎伸子】

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