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可愛い“方言女子”がトレンド!?ヒットするアニメに共通する地方性

MovieWalker 2016年12月1日 11時00分 配信

社会現象とも言えるヒットを記録し、世間をにぎわせている『君の名は。』(公開中)。そして各所で絶賛の声が後を絶たず、口コミを中心に熱を帯びている『この世界の片隅に』(公開中)。アニメーションであることのほかに、この2作品には、“ヒロインが方言を話す”という共通点がある。

「かわいい!」と思わせるヒロインたちの方言こそ、じつは多くの人の心をグッと引きつける重要な役割を担っている!?

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都会と田舎、両極端な2か所舞台にした『君の名は。』で登場する方言といえば、上白石萌音が声を担当したヒロイン・三葉の「~やよ」や「思い出せんの」という特徴的な語尾。普段は現代っ子らしく標準語を話す三葉だが、時折飛び出す方言が、都会に憧れる彼女の気持ちを際立たせ、物語の対立構造を強調させている。

一方、『この世界の片隅に』で主人公・すずが話す方言は、「何でもつこうて(使って)、暮らし続けにゃならんのですけぇ、うちらは」と、コテコテの広島弁。片渕須直監督が徹底的に考証にこだわって描いた本作は、方言も第二次大戦下の広島・呉に暮らした人たちが話しそうな特徴を見事に捉えている。

特に、女優・のんが演じるすずの「ありがとう この世界の片隅に うちのことを見つけてくれて」というセリフは何とも印象的。温かみのある方言によって、日常の延長戦上に戦争が存在したということが強調され、リアリティや説得力を生んでいるのかもしれない。

この2作品に続くかのように、今後もヒロインが印象的な方言を話す作品が登場する。『ポッピンQ』(12月23日公開)では主人公・伊純が「~やき」というインパクトのある土佐弁を、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(3月18日公開)では、高畑充希が声を演じるヒロイン・ココネが「~じゃわ」という岡山弁を使っている。勝気な性格の伊純とマイペースなココネ、それぞれの性格にぴったりの方言がキャラクターの個性を印象づけている。

実写作品と比べて、声という情報がより重要な意味を持つアニメーションにとって、方言は作品の世界観に大きくかかわってくる。方言づかいへの細かなこだわりが、ヒット作として観客に愛される秘訣なのかもしれない。【トライワークス】

君の名は。

2016年8月26日(金) 公開

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この世界の片隅に

2016年11月12日(土) 公開

第2次大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きていく女性すずの日常を描いた、こうの史代の同名漫画をアニメ映画化した人間ドラマ。...

ポッピンQ

2016年12月23日(金) 公開

思春期を迎え、それぞれに悩みを抱えた5人の中学生たちが異世界で出会い、絆を育みながら成長していく姿を描く、ファンタジーテイストの青春ドラマ。「プリキュ...

ひるね姫〜知らないワタシの物語〜

3月18日(土) 公開

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