【ホームレス大学生】麒麟・田村の兄に独占インタビュー!(1)

田村研一氏(左)と麒麟・田村裕氏(右)
  • 田村研一氏(左)と麒麟・田村裕氏(右)

お笑いコンビの麒麟・田村裕の「ホームレス中学生」の大ヒットは記憶に新しいが、その実兄・研一氏も同時期の体験を自らの目線で描き、本を出版することになった。ド素人ともいえる本人に、編集部が直撃インタビューを敢行!

――「ホームレス大学生」が、発売前からTVに取り上げられるなど注目を集めていますが。

田村兄「大変うれしく思う半面、注目される分不安も大きくなり、実際ハンパないプレッシャーを感じています。でも、僕の持てる力のすべてを出し、いろんな方々の協力も得られて、でき上がりには満足。自信を持って送り出せる作品なので、本当に1人でも多くの人に読んでいただきたいと今は思っています」

――弟・田村裕さんの「ホームレス中学生」のヒットについて、思うところを率直に。

田村兄「当時、全国的にはまだまだ無名に近い“麒麟・田村”の本だったので、弟と二人で、『3万部いけば御の字やな』と笑っていました。しかし現在225万部。正直、びっくりしています。読んでいただいた皆さんに、兄として感謝の気持ちでいっぱいです。弟は本当に頑張って書いていたので、「それが報われて良かったな」と弟に対して思います。しかし、僕が本を出すとなると、どうしても勝ち目のない弟の数字と比較されるので、戸惑いを隠せません。正直目障りとも言える、弟の大記録に立ち向かう兄のプライドが立つよう、皆さんの力添えをお願いしたいです」

――文章を書くことは、昔から得意だった?

田村兄「いえいえ、まったくです。本もあまり読まないで生きてきたので、今、後悔しています。もっといい表現やたとえがあるはずなのに、無知の僕には使いこなすことができず、情けない…。でも、技術のない分、気持ちを込めて書くことができました。逆に良かったと自分に言い聞かせています」

――執筆にあたり、苦労したことは?

田村兄「執筆は本当に楽しく、苦労はありませんでした。ただ一点、お母さんのことを書いているときは涙が止まらなくなり、作業を中断しながらの執筆に。何度も何度も泣いてしまって、僕もお母さんが好きなんだと再認識。泣き疲れたのと、その少し前から読み直して作業を再開しないといけなかったのが唯一の苦労かなぁ」【東京ウォーカー/高柳舞】

(2)に続く

■「ホームレス大学生」

田村研一/ワニブックス/1365円

一家「解散」後、妹弟を支えてきたちょっとヘタレな兄・研一が貧乏エピソードと失踪していた父との再会までをつづった「ホームレス中学生」完結編。

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