“フツーの役柄”で見えた、菊地凛子の素顔の魅力

ナチュラルな笑顔で魅力を振りまく菊池凛子
  • ナチュラルな笑顔で魅力を振りまく菊池凛子

『バベル』(06)でアカデミー賞にノミネートされたことから“世界の凛子”と呼ばれるようになった菊地凛子。それ以来、グローバルな活躍を続ける彼女だが、これまでの出演作『図鑑に載ってない虫』(07)や『斬 KILL』(08)などを見ると、クセの強い役柄に扮することが多い。それもあってか、彼女の最新作『サイドウェイズ』(10月31日公開)で演じている女性役は、いつになく新鮮だ。

アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総ナメにしたロード・ムービー『サイドウェイ』(04)をリメイクした本作。カリフォルニアのワインの聖地ナパ・バレーで、冴えないダメ男2人 が織りなす珍道中だが、凛子が好演しているのは、老舗カフェで働くアメリカ育ちの日本人女性ミナ・パーカー。現地でレストランの店長をしている生瀬勝久演じる大介と出会い、半同棲状態で付き合い始めるという役どころだ。大介に婚約者がいることを知らずに、恋に夢中になっていくミナの姿は初々しい。大きな瞳をキラキラさせて、満面の笑みを浮かべる彼女の表情は、恋する乙女そのものだ。また普段、独特なファッションで定評のある凛子だが、劇中でのファッションもなかなかカワイイ。赤のバンダナやジーンズスカートなどを用いた普通のカジュアルな服装を、彼女があえて着るからなのか、よく似合っていてとてもキュートだ。

『サイドウェイズ』以降も、『アサルトガールズ』(12月19日公開)、『ノルウェイの森』(10年秋公開)と話題作が多数待機中の彼女。毎回、個性的な役柄で観る者を楽しませてくれるが、本作のように素の彼女が見え隠れするようなキャラクターもそれに匹敵するくらい魅力的だ。現在28歳である彼女の嬉々とした姿は、同世代の女子から共感を得ること間違いなし!【トライワークス】

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