F1日本GP直前! トヨタが本拠地で目指すは「表彰台の真ん中」

ベテランと若手の名コンビ
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今週末、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で開幕するF1日本GP(10/10開幕、決勝10/12)に向けて、パナソニック・トヨタ・レーシングが10/7、お台場「MEGA WEB」(東京都江東区)で会見を行った。昨年は年間を通じて13ポイントだったトヨタは、ことしはすでに46ポイントを獲得し、本拠地開催となる日本GPでも好成績が期待される。会見にはドライバー、チーム幹部が出席し、レースへの抱負などを語った。

04年からトヨタチームで走るヤルノ・トゥルーリは「日本に来ると母国に戻ってきた気がする。表彰台に登ることがファンの期待にこたえることだ」と日本のファンへの感謝を口にした。また「非常にチームの一体感が強くなっていて、チーム全体が目標に向かって進んでいる感じがする」とチーム内の雰囲気のよさを強調。

ことしからトヨタで走る若手ドライバーのティモ・グロックは、初めてとなる富士スピードウェイについて「レイアウトを見たが、面白そうなコースだ」と感想を述べ、現在5位のコンストラクターズ・ポイント(4位ルノーとは5ポイント差)で4位を獲得するために「少しでも多くのポイントを獲得したい」と意気込みを語った。

トヨタF1チーム代表の山科忠は「(T.グロックが4位、Y.トゥルーリが6位に入った)第7戦カナダGPがチームの転換点。まだ表彰台の真ん中に立っていないが、そこを目指し、チーム一丸となって頑張りたい」と抱負を語った。ことし好調の要因として「ティモ(グロック)が加入したことで、フレッシュなグロックと老練な(ヤルノ)トゥルーリの(対称的な)2人が、よいコンビとなっている」とドライバー2人の頑張りを挙げた。また「日曜のレースで起こったことを月曜には原因究明し対策までできるようになった」というマシン開発ファクトリーのスピードの向上や、作戦面でのスキルアップ、運も味方したと分析。「フェラーリ、マクラーレンとの差はまだあるが、総合的なチーム力がついたので(悪天候など)どんな状況が起きても戦えるようになった」とも。

ドライバー、代表のコメントともに、確実にチームが進化していることを言葉の端々に感じられた会見だった。

会見の最後には、FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)出身の、AT&Tウィリアムズの中嶋一貴も登場し「ここまでに浮き沈みがあったけど、上昇気流で来ている。凱旋レースとして楽しみ」と抱負を話した。【東京ウォーカー/片岡研】

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