第74回GG賞授賞式、ここ10年間で2番目の高視聴率!

第74回ゴールデングローブ賞(以下GG賞)の授賞式が現地時間1月8日、ロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトンで開催され、今年はここ10年間で2番目の高視聴率だったことがわかった。

司会を務めたジミー・ファロンと妻ナンシー・ジュボナン
  • 司会を務めたジミー・ファロンと妻ナンシー・ジュボナン

新たに司会として迎えたのは、米NBCが誇る人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」でホストを務めるジミー・ファロン。過去に司会を務め、シニカルなジョークがお得意なリッキー・ジャーヴェイスと比べても、セレブからの信頼も厚く、また比較的クセがないことから、多くの市民に愛されている点も注目されていた。

【写真を見る】第68回ゴールデングローブ賞の司会でブラックジョークを連発したリッキー・ジャーヴェイス
  • 【写真を見る】第68回ゴールデングローブ賞の司会でブラックジョークを連発したリッキー・ジャーヴェイス

そのせいもあってか、調査会社ニールセンの情報としてハリウッド・リポーター誌が報じたところによれば、視聴者は昨年より約150万人アップの約2000万人で、視聴率は前年比8%アップ、ここ10年間で見てみると、2014年に次ぐ2番目の視聴者数だ。

自らも歌や踊りを得意とするジミーは、今年各映画賞を総なめにしている『ラ・ラ・ランド』(2月24日公開)にちなんでミュージカル仕立てのオープニングを飾った。

マライア・キャリーの大晦日ネタとドナルド・トランプがアメリカの新大統領に選出されたこと、そして少しベン・アフレックを皮肉る以外は、ハリウッドから長らく干されていたが、今年監督賞にノミネートされたメル・ギブソンをいじることもなく、明るく穏やかに授賞式は進行されたといえる。

ノミネートされた7部門すべてを制した『ラ・ラ・ランド』
  • ノミネートされた7部門すべてを制した『ラ・ラ・ランド』

メディアや一般市民からは、ほとんどジミーの司会がなく「オープニング以外、ジミーでなくてもよかったのでは?」「普通すぎてつまらなかった」という声がある一方で、「無駄がなかった」「純粋に、映画界の功労者を称えるという意味でよかった」という意見も多い。

通常は晴れ舞台に不慣れな受賞者が、ここぞとばかりに長々とスピーチすることもあって、約3時間の授賞式は時間通りに終わったためしがない。しかし約3分の延長で授賞式を終わらせたジミーの功績は大きい。

また若者にも人気の映画『ラ・ラ・ランド』、『デッドプール』(16)や人気テレビシリーズでトム・ヒドルストン主演の「ナイト・マネージャー」がノミネートを果たし、ノミネート者や受賞者の若返りが顕著だったこと。そして白すぎるオスカーと揶揄されたアカデミー賞と違って、外国人記者クラブが選ぶ今年のGG賞は、国籍、人種や年齢層、そして同性愛者など多用だった点も、人々の興味をひき、また好感度を上げたようだ。

「ジミー・ファロンとGG賞はぴったりハマっている」という多数の声により、早くも来年の続投が期待されている。【NY在住/JUNKO】

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