結婚には不向き!?“おひとりさま”女子が急増中

今回は「おひとりさま」度と結婚との関係についての言及です。「ひとりで映画を見に行くのが平気」という「おひとり映画派」女子は、やっぱり結婚している率が低いのです。シュシュのアンケートでは、「おひとり映画派」女子で結婚している人は42.5%、対して、「ひとりで映画に行けない」女子で結婚している人は60.2%。

映画はDVDでおうち鑑賞が主流の世の中、映画鑑賞はデートかイベント。ひとりでサクサク映画を見に行っちゃう女子は、かなりおひとりさま度高し。単独行動に慣れています。つまり「寂しがりや」じゃないということだと思います。アンケートでもカレシから1日以上メールの返信がなくても平気。そして「ひとりの時間がものすごく大切」と回答しています。

「おひとりさま」として自立していることは、これからの世の中、とても大切です。結婚をあえて選択しないという道も、もちろんあり。しかしその場合、「寂しい」ことがストレスにならないことが重要です。「おひとり映画派」女子は、むしろ「人とすりあわせる」「人にふりまわされる」ことにストレスを感じているわけですね。でも、寂しいことがストレスにならない「おひとり映画派」女子も、やっぱり結婚には真剣です。40歳以上の人との結婚も、しっかり視野に入れています、という人が多数いました。

女性誌で「私を変えない結婚」というフレーズがすごくもてはやされた時期もありました。「おひとりさま」の楽しみを知っている女性は、「ひとり」の楽しみを継続したまま結婚もしたい。でも、そんな「私を変えない結婚」は、都合のいい願望でしかないのかもしれません。

友人男子Y君は「結婚してもおれは生活変わらないぜ」とずっと言いつづけて、最初の結婚は短い期間で終わりました。次の結婚は「自立していて、ほうっておいてくれる女性」を選んだのですが、やっぱりまた離婚。原因は「子供ができても生活を変えなかった」ことです。

2人だけの生活ならまだ「お互いを変えない結婚」も可能ですが、子供ができたら、その時点で2人は次のフェイズに入らざるをえません。どんな人と結婚しても、やはり結婚には「人とのすりあわせ」が必要。そして人生のさまざまな局面を、2人で乗りきっていこうとする気持ちが結婚なのでは?

ひとりの寂しさとひとりの自由、どちらも選ぶことができる時代です。だからこそ、1回ぐらい、人と逃げ場のない状態で向かい合ってみるのもいいんじゃないかな…。 

自分の好みの映画を好きなときにフラリと見に行ける楽しみと、好みじゃない映画でも、見終わったあとに「つまらなかったね」「でも意外と女優の××はよかったね」と話がはずむ楽しみ…どちらも知っているからこそどちらも選べる時代なのです。【雑誌「シュシュ」で「アラサーの婚活」連載/白河桃子】

白河桃子:事情と結婚についてさまざまな媒体で執筆。近著は「あなたの娘や息子が結婚できない10の理由」(PHPエディターズ)
※注釈のないアンケートデータはシュシュ編集部調べです

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