『サクラダリセット』で玉城ティナ演じる能力者に恒松祐里「うらやましかった」

主演に野村周平、ヒロインに黒島結菜を迎えて、河野裕の人気小説シリーズを実写化する『サクラダリセット 前篇』(3月25日公開)と『サクラダリセット 後篇』(5月13日公開)。2016年11月上旬に都内で行われた本作の撮影現場を訪れ、当日クランクアップを迎えた玉城ティナと恒松祐里に話を聞いた。

昨年11月に行われた『サクラダリセット』撮影現場を訪れた
  • 昨年11月に行われた『サクラダリセット』撮影現場を訪れた

本作は、住人の半数が特別な能力を持つ街・咲良田(サクラダ)に住む「記憶保持」能力者の高校生・浅井ケイ(野村)と、世界を最大3日分巻き戻す「リセット」能力者・春埼美空(黒島)、そして彼らを取り巻く少年少女たちの人間ドラマを描く青春ミステリー。

玉城は「モノを消す」能力を持った女子高生の村瀬陽香、恒松は「記憶を操作する」能力を持つ岡絵里をそれぞれ演じている。2人は原作を読み、演じる役についてそれぞれの解釈をしてから撮影に臨んだという。

【写真を見る】「モノを消す」能力者の村瀬陽香と「記憶操作」能力者の岡絵里
  • 【写真を見る】「モノを消す」能力者の村瀬陽香と「記憶操作」能力者の岡絵里

「村瀬は能力や強さに対する執着心がすごくあるキャラクター。でもただ強いだけじゃない裏の部分を垣間見せられたらと思って、声や目線などを作っていきました。あと、実は前篇と後篇で村瀬という女の子が解き放たれていく過程が、メガネなど小物の変化で表現されていたりします」と玉城は内側と外側、双方からのアプローチを明かしている。

恒松は「私は原作を何度も読み、岡絵里がその時どんなことを考えていたのか、ということを理解してから現場に入りました。現場では金髪だったり、赤いカラーコンタクトやロックな衣装を身にまとうと岡絵里というキャラクターになりきれました。ブーツでならす足音では、彼女の強い鼓動とかも表現しています」と撮影を振り返った。

ケイと春埼、村瀬と岡が取引きするシーンを撮影
  • ケイと春埼、村瀬と岡が取引きするシーンを撮影

村瀬と岡はそれぞれの能力を持ってしまったがゆえに、考え方や性格にも影響が出ていることについて、玉城は「村瀬ははじめ、『モノを消す』能力をはき違えて捉えてしまっているんです。能力しか信じられない、自分の能力が一番だ、と言う風に強さに固執しすぎてしまいます」と話す。

恒松は「原作に描かれている岡絵里の過去を読んでみて、岡の能力からは“弱さ”を感じました。岡絵里は昔、お父さんに逆らえない環境にいたので、いつも自分の気持ちを言わずに飲み込んでいて、常にお父さんの指示に従って生きていました」

「相手の記憶を操作する事で自分の思い通りにさせようとするのは、その時の反動だったり、過去の自分の願望が現れた能力であって、そこに彼女の実は弱い部分があるなと思います。人の目を見て自分の思い通りにさせるっていうのが、岡らしいというか。性格の弱さがにじみ出ていると思います」と分析。

また村瀬の能力を玉城は「本当に怖い能力だと感じた」そうだが、恒松は「村瀬の能力かっこいいと思ってました。うらやましかったです。次やるなら私も村瀬を演じてみたい」と意外な事実が飛び出す一幕も。

個性的な能力者たちが繰り広げる驚きの物語はもちろん、『サクラダリセット』では深みのある人間ドラマも楽しめそうだ。【Movie Walker】

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