知ってた? 東京国際映画祭のエコな取り組みアレコレ

「エコ」をテーマにペットボトルで作られたオブジェ
  • 「エコ」をテーマにペットボトルで作られたオブジェ

アジア最大の映画の祭典、東京国際映画祭(TIFF)が現在開催中だ。昨年から「エコ」というテーマを掲げた映画祭として、次第に認知されてきた。温室効果ガスを「2020年までに1990年比で25%削減する」と宣言した鳩山総理も訪れ、世界にもアピールしているところだが、実際のところ、どんな活動をしているのだろうか?

まず、一番分かりやすく象徴的なのは“グリーンカーペット”。今回は500mlペットボトルを約2万3000本使って製作された。テーマカラーのグリーンは、TIFFのロゴにも、ポスターにも、スタッフのネックストラップにも使われている。

そして、グリーンカーペットを歩くゲストは、環境性能に優れたトヨタ自動車のハイブリッドカー“プリウス”で乗り付ける。レオナルド・ディカプリオが映画祭にリムジンではなく、プリウスに乗って来るのは有名な話で、その動きは徐々に広まっている。

さらに、グリーンカーペットの下には、人が歩く振動を電気エネルギーに変換する「発電床」が敷かれており、ゲストがそこを歩くことで会場に設置された「TIFF GREEN TREE」という電飾ツリーが点灯するようになっている。

また、“映画”自体に目を向けてみると、昨年から創設された「natural TIFF」部門で、人間と自然環境を考える作品が特集されている。今年のオープニング作品は『オーシャンズ』という海洋ドキュメンタリーで、さらに「エコ」の色を強くした印象だ(ちなみに昨年は『レッドクリフ PartI』)。

これ以外にも、ギュッとしぼれるボトルで作られたゾウやシロクマなどのオブジェの展示や、廃材を利用した木工体験ができるイベントがあったり、監督や俳優が映画の中で使用した台本や小道具などをチャリティーオークションに出品し、募金を呼び掛けたりしている。

みんなの意識が大切な環境問題。“映画祭”も推進役のひとつとなって、ひとりひとりが関心を持ち実行していくことを願うばかりだ。【Movie Walker/堀田正幸】

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