豪華すぎるアンサンブル!オスカー俳優たちの演技に心打たれる!

「白すぎるオスカー」と揶揄された昨年から一変、6人の黒人俳優がノミネートされたことでも話題の第89回アカデミー賞。6人のうちの1人で助演女優賞にノミネートされているナオミ・ハリスが出演し、名優が勢ぞろいした、この時期ピッタリな映画が『素晴らしきかな、人生』(2月25日公開)だ。

『素晴らしきかな、人生』でこれまでのイメージとはかけ離れた男を演じているウィル・スミス
  • 『素晴らしきかな、人生』でこれまでのイメージとはかけ離れた男を演じているウィル・スミス

ナオミ・ハリスのほかに、ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンと、アカデミー賞受賞もしくはノミネート歴を持つ俳優が6名も顔をそろえる本作。

これまでに『アリ』(01)と『幸せのちから』(06)で2度、主演男優賞にノミネートされているウィル・スミスが演じるのは、最愛の娘を亡くし、絶望に暮れる広告代理店で働く主人公ハワード。仕事でもプライベートでも生きる気力を失い、人とのコミュニケーションを極端に避ける男という、これまで陽気な役が多かったウィルのイメージとはかけ離れた役柄だが、確かな演技力で男の悲しみを体現している。

自身を“死”と名乗る奇妙な女性を演じたオスカー女優ヘレン・ミレン
  • 自身を“死”と名乗る奇妙な女性を演じたオスカー女優ヘレン・ミレン

そんなハワードの前に現れる、自らを“死”と名乗る奇妙な女性・ブリジットをヘレン・ミレンが演じる。“死”という概念を擬人化したような難しい役柄だが、そこは『クイーン』(06)で主演女優賞を受賞したヘレンだけあって、辛らつなユーモアを言い放ったリ、いたずらに目を輝かせたりと、多彩な表現力で“死”になりきっている。

一方、そんな“死”と同様に、“愛”を体現するエイミーを演じているのがキーラ・ナイトレイ。2度のアカデミー賞ノミネート歴を持つ彼女は、この難解な役柄について「エイミーは愛は良いことだけに存在するのではないとハワードに分からせたいんです」と捉えており、その言葉通り、目を潤ませながらハワードに向き合う様には、心を揺さぶられてしまうだろう。

抽象的な概念である”愛”という難解な役柄を見事に演じているキーラ・ナイトレイ
  • 抽象的な概念である”愛”という難解な役柄を見事に演じているキーラ・ナイトレイ

オスカー俳優たちが織りなすアンサンブルはまさに圧巻!心打たれるこの一本をぜひスクリーンで堪能してほしい。【Movie Walker】

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